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軌跡を辿って  第30回

2010.03.31 (Wed)

いつの間にか、私は高校を卒業し

いつの間にか、友とさよならをしていた。

いつの間にか、実家を離れることになり

いつの間にか、大阪に住んでいた。

いつの間にか、大学生になっていて

いつの間にか、新たな友ができていた。

いつの間にか、桜の花は咲いている。

いつの間にか、知らなかったことをたくさん覚えていくんだ。


かつて自分が高校生であったことを遠い記憶のように思う今日この頃。

私はついに憧れの一人暮らしを始めた。

大阪は実家、兵庫の田舎とは比べ物にならないほど便利な街だ。

私が住むアパートの隣にバス停があり、真向かいにはコンビニがあり、そこから5分も歩かぬうちに地下鉄の駅もある。

その地下鉄の運賃が実家から隣町に映画を見に行く(360円)よりも安いのだから笑ってしまう。

急にこんなに便利な環境に入ってしまって私は大丈夫なのだろうか。



大学生活では高校では出来なかったことをやりたい。

例えば、アルバイト。

私の高校はいかんせん校則がうるさかったのでバイトは禁止されていた。

働いて、給料を貰うってどんな気分なんだろうか。

私はまだそんなことも知らない。

それから、ファッション。

制服とジャージしか着ない人生にはもううんざりだ。

なんつって。

そして、サークル活動。

高校にはなかった軽音部。

文武両道だが何だか知らないが、部活に積極的に参加しろとか言われていたがやりたい部活がないのでは仕方がない。

これから通う大学には軽音サークルがあるわけで。

あとは……合コン

なんつって。

まぁとにかく、もの凄いキャンパスライフを送ってやりたいのだ!


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23:28  |  軽音活動とか  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

1K

2010.03.28 (Sun)


オレンジ色の明かり、ガソリンスタンド


不確かなテリトリーに取り残された


野良猫の輪郭を浮き彫りにした


初対面のエンジン音たちに


どこか癒される自分がいて


つい、声無く笑ってしまった




投与したカプセルには


当然のように中毒性があり


心地の良い電子音に依存している


秘密基地に憧れたのは10年前で


ロフトに横たわるこの時間は


まるでそれを実現したよう


どちらも現実逃避ではないけれど


空いていた穴は塞がっている




最寄り駅まで歩いた


電車には乗らないけど歩いた


絡み合った個性は破天荒で


少しだけ、そこへ染まって


すぐに抜け出して明日に期待する




ないしょ話に掛かったモザイク


興味もないからどうでもよかった


何色でもない匣を手に入れて


膨らんだ希望だけを詰め込むのは勿体無いから


カタチある夢を探そう


僕らはそれを求めて


あるいはそのものになろうとしてゆくのだ


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22:51  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

孤立無援

2010.03.27 (Sat)

古いギターを一つ持ってきた。


写真は全部置いてきた。


私はTOKYOを聴きながら、OSAKAへ向かう。


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08:17  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

アクアマリンの憂鬱

2010.03.25 (Thu)

耳の中、ゆっくりと流れ込んでくる群青色の金属音は


きりり、きりり、と子守唄気取り


前に進めば、曖昧なクラシックが見えてきて


立ち止まれば、冷えきったエレクトロニクス


遠い国か?いや違う


自宅のベッドか?いや違う


途方に暮れても焦りは無く


むしろ居心地は良いくらいだ




無口になっているのは浮力のせいではなく


言葉が意味を持つことが出来ないから


眠ってしまえば消え失せるだろうこの唄は


ただ果てしなく回るばかり


泳ぎは決して得意ではないのに


魚になれるのではと勘違いをして


ついに陸へと打ち上げられた




鼻を啜れば孤立した


浜辺に落ちていた


今にも壊れそうなガラス細工は


どこか見覚えのあるものだったが


やはりそれは気のせいで


鼓動と共に揺れる光に照らされて


四方八方に砕け散る


拾ってやればよかった、と


後悔するには遅すぎて


怪我をしなくてよかった、と


嘘をつくにも遅すぎた




蒼い時間は無くなってゆく


微かに聞こえた呼び声と


淡い間接照明に甘んじて


一度、ここから逃げ出した


ミネラルウォーターはいつも同じ味で


息継ぎの中に隠れた自分を見つけてくれる


ドアの角にぶつけた右足の小指よりも


腹痛に耐えなければならないのは


自分で仕掛けた罠の場所を忘れてしまったから


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22:49  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

悪ふざけ

2010.03.23 (Tue)

花園に対する興味を失ってからもうずいぶんと経つが


今更になって入場を許可された


偶然にも暇をもてあましていたということもあり


成り行きでそこへ向かうこととなった


かつて想像していた光景ほど色鮮やかなものではなかったが


所々に散りばめられたアクセントには


甘さ控えめな遊び心が込められていて


かえって緊張感を煽られた




浮わついた発想を張り巡らせていても


秒針回転運動は常に冷やかでいてくれる


些細な愛が引き金となったからこそ


ここと一体化することを企んだが


子供騙しな手品のトリック程度に満たされてしまったから


未遂でもへらへらと笑っていられた




遠くを見つめることに嫌気が差していた頃は


ひたすら乾ききった空気を吸い込んでいて


溢したジュースの酸味、あるいはそのベタつき加減


素直に受け入れられなかった


ジョーカーを押し付け合うように臆病で


騙されないように誰かを騙した


ありきたりなジョークが特別に可笑しくて


新しく器を買うことを考え直すことにしたら


甲高い声を出せるようになっていた




後ろ指を指され続けた青春時代


体育館の隙間に安らぎを求めて


小指の怪我を強がった


誰にでも雨は降り注ぐけれど


傷口に沁みる中、掴もうとしたのは


いつも高嶺の花でしかなかった


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23:49  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

片道切符

2010.03.23 (Tue)

片思いだろうが


恋していないよりはよほど楽しい。


確かにそうだよなぁ~。


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11:40  |  軽音活動とか  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

叫べ  7発目

2010.03.19 (Fri)

俺の叫びを聞いてくれ!




行くぜ?
    行くぜ?
        行っちゃうぜぇ?




中1の時、ちょっと好きだった子の部屋に入ったけど、なんかフワフワしちまったぜ!!!






別に私一人が入ったわけではないですが。


中学時代に通っていた塾のメンバーで高校を卒業したということで挨拶に行くことになり


その後でみんなでなんかワイワイやってたら、その子の家でたこ焼きパーティーをすることになりました。


同じ苗字で同じバスケ部でした。


それで二人ともキャプテンをやってました。


とはいえ、こっちは弱小であっちは強豪。


後ろ指を差され続けた私とは大違いです。


そんな私にも彼女は優しかったんです。


惚れてまうやろぉ~!というやつです。


何ひとつ取り柄のない私と才色兼備だった彼女とではそれはもう恐ろしい格差です。


実際、彼女はモテました。


サッカー部のキャプテン(イケメン)と付き合ってました。


気をつけなはれやっ!というやつです。


とはいえ、別に私は特に気にしてはいませんでした。


中学生なんてそんなものです。


久しぶりに会ってみたら……


やっぱり可愛らしい方でした。


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23:29  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

ドライ

2010.03.18 (Thu)

ピエロの仮面を被っていた理由を


楽しくなかったからと言ってみたのなら


つまらない嘘をついたことになる


どうせかっこつけるんだとしたら


不器用な人間だから、と漫画の受け売りをしていたい


そう、上手に笑えなかったんだ




いつの時代もパンドラの箱は開けてみないと分からないから


着飾ることはあまり好きじゃない


そのためか、モラルの無い人間として度々扱われたが


王子動物園のパンダにでもなった気分で過ごしていた


与えられるだけというのはそれはそれで気楽だったが


気がつけば、死んだ魚のような目をしていたので


すぐに黒縁のメガネを買いに行くこととなった




世話しなく回り続けるファンの音には


いつも意識を掻き回されてしまう


熱帯魚に憧れてみても


知らない水槽の中には個性しか散らばっていないからと


つい言い訳に走ってしまい


勝手に一人で笑っている




目的地にさえ到着すれば


どんな近道でも遠回りでもかまわない


行き当たりばったりなモラトリアムでは


裸の街路樹に風船が引っ掛かっていて


それを見上げている間はまだまだ子供だから


背伸びしているくらいがちょうどいい


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23:34  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

未遂

2010.03.17 (Wed)

数日ぶりの騒がしい夜は


かつて吐き捨てた毒の感触を何一つ知らない


それの蜜のような甘ったるさに


自尊心を撫でられたある女が怒れ狂い


やがて自ら身体を汚していったことも




大人になろうとすることは


特別なことではないけれど


独りでは無理だという絶対条件を


よく噛まずに飲み込んでしまったために


喉を詰まらせて死にかけたので


使用上の注意をよく読み用法容量を守って正しく使われなかった薬品が


赤い斑点としてケタケタ笑っていた




ありきたりな科白を言えたらそれでよかった


陸を泳ぐ魚を探してみて


痛々しいと笑われても


理由を説明するつもりはなかった


斜めから見渡す日常には


他人の声だけが残っていて


こっちのほうが気楽でいいと思うようになってからは


ありきたりな科白のことを


避けるようになってしまった




突風の吹き荒れる最中


仰向けで発信した情報に個性があると確信して


漠然とした時間にわずかに色を着けた


桜が咲く頃になったら


桃色を添えられたらなと考えるけど


伸びた爪はオレンジの皮に食い込んでいた


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第一印象

2010.03.15 (Mon)





疑い深く嫌いから入っていく。


裏にはちゃんと願望を隠しているという


私らしさ。



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アレンジは追憶の下で

2010.03.12 (Fri)

古いアルバムをめくるような


自転車のひとっ走り


懐かしさを蘇らせたのは


忘れていた角度の夕陽でも


帰宅ラッシュの大橋でもなく


鼻腔をくすぐる肌寒さだった




今、私は嫉妬しようとしている


タロットカードは悪魔 逆位置


眠りこけている時間の長さが


つまらないというメッセージなのかは


誰も気にはかけないから


夢物語を作る狭いところは


世話しなくうごめいている




思い出すように見上げた夜空は


時が止まっていたかのように繊細だったが


国道2号線の雑踏がブォンとしたら


風はいつにもまして強かった




かつて綺麗なウタをうたっていた詩人は


耳鳴りが日常茶飯事になりだしてからは


乾いた情景に少量の雨を降らし


北風と太陽を呼び出して


そのやりとりを楽しんでいる


長旅に疲れた顔つきで


故郷を眺めている途中は


何もしないをしていたいから


飛行機の音がいつもよりもたくさん聞こえている


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恒例行事

2010.03.09 (Tue)





3月9日。


私は毎年この日に


この歌を弾き語っている。



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同心円状のバルコニー

2010.03.08 (Mon)

止まない雨だった


優しいままでいられるほど嘘つきではないから


まだあまり汚れていない窓ガラスに向かって


冷たい視線を送り込む


反射した感情の行方を知っているくせに


しばらくそこに立ち止まったまま


耳障りの良い雑音を聞いている




『三月はライオンのようにやって来て、子羊のように去ってゆく』


そんな例文が英和辞典に載っていて


むしろ逆かもしれないと感じていた


もう、シャーペンを握らなくていいと知って


眠りこけている今この一時は


以前と大して変わらないが


少しだけ、すっきりしている気がする




回る回る水溜まりの上


靴に入るのは泥水だけでよかったのに、と


繰り返し繰り返し言ったところで


また明日も笑えない茶番劇


気だるく気だるく科白を吐き出して


控え目な八つ当たりに走り


丸く丸く収まらない衝動は結局


泡になって四散した




ほんのりと甘い匂いがする壁紙の傍


動かない空気を誤魔化したくて


橙色の小さな明かりにわざわざ頼った


久しぶりにラジオをつけたからには


どこかで繋がっていたいから


呟きに鍵をかけるようにして


身体を右に傾けている


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卒業讃歌

2010.03.02 (Tue)

柔らかな日射しに包まれて


梅のほんのりと香る今日の良き日に


鳥となる準備は整った


目まぐるしい日常の中に


留まることを許してもらえない代わりに


整理整頓を行うための箱を貰ってきた


捨てるべきものはたくさんあっても


残しておくものは本当に少ない


記憶と、あとそれから……




始まりは真っ白なキャンパスから


みんなそれぞれの絵を描き


それぞれの好きな色を添えてゆく


私は鉛筆で古びた塔を描いた


その天辺に赤い花を咲かせれば完成だったが


灰色の絵の具しか買うことができなかったせいで


結果、時間と理想を溝に捨てることになった


壁には今、マスターピースが飾られている


そんな駄作であっても愛し続けることを誓って以来




世間体に乗せられてのらりくらり


それが指差す方角であるならば


荊で怪我してしまっても


泣いて引き返すことはしなかった


もしも、ろくでなしでなかったのなら


光の向こう側はきっと空中庭園だったかもしれないが


砂漠を行くことは決して嫌いではない




名残惜しさを涙に変えられる人達が、少し羨ましかった


疎ましかったステレオタイプは


最後の校歌として通り過ぎてゆく


「さよなら」も「ありがとう」も


氷の顔にはやはり似合わないから


振り返らないで、その場を後にした




平成二十二年二月二十七日


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