2009年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

滲みゆく月

2009.10.31 (Sat)

踏切


仮に待たされたと考えて


横切っていく貨物列車の裏側には


「さよなら」さえも存在しない


元々は一方的に出来合いとして扱われていたのだから


どこにも間違いはないと言えるのだが




撤去


老朽化したビルディングが


どんどん姿を変えていく


流行り廃りとゴーストタウン


一貫して何かを守り続けることを


幸い誰も責めようとはしない(まず人が見当たらない)




黄砂


曖昧にして逃げていいのなら


正しい答えを探さないで欲しい


自分だけが特別だと思っていたこと


単なる思い上がりだと理解した瞬間が


想像以上に清々しかった




反転


無意識についた嘘で


鍵を無くさないようにする代わりに


やり場のない痛みに頭を抱える


後ろから聞こえる笑い声は


娯楽としとも悪くはなかった


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


スポンサーサイト

テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

23:11  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

軌跡を辿って  第26回

2009.10.31 (Sat)

散ってしまった金木犀。

匂いは今も覚えてる。

一歩でもいいから踏み出そうか、と

扉を開いた向こう側は

喜びでもなく苦しみでもなく

白紙のままの日記帳が落ちているのみで

私は意図せずページをめくっていく。


早い一ヶ月だった。

楽しいことが多かったし、そうでないこともあった。

想いを伝えるというのはやはり難しかった。

わたしがそこに行き着いていたのか微妙ではあるが

たまには積極的に事を進めるのもいいんじゃないかって

ただ単純にそう思っただけ。

当然、世界は私を中心には回っていない。

そうであって欲しいと願ったことは数知れないが

本当にそうなってしまったら、きっと元通りにしてほしいと嘆くだろう。

だが私のやったことは悪いことばかりでもなかったらしい。

私はあまりに悲観的過ぎていた。

それが自己満足ならば問題なかった。

いつの間にか道を間違えて他人を干渉してまで自分を埋めようとしていた。

自分を見失ってまで得られるものに何の価値があるのだろうか。

今の私に必要なものは少なくともそういう代物じゃない。


相手のことを分かったつもりで

自分の都合を押し付けようとして

拒絶されてそれを憎んだ。

誰も悪くはないし、どこにも罪は無い。

涙を流すかわりにしばらくそんな風に自分を正当化した。

私はこれが初めてだったが

他の人達はもっとたくさん経験しているらしい。

それでも周りの人達は

遅れているだなんて馬鹿にはしなかった。

仮に逆の立場だったら絶対にそうしてしまうのにな。

客観的に自分を見つめる目は

本当は探さなくても良かったんだ。


何かが始まったというわけではなく

何かが終わったというわけでもない。

双六でいうふりだしのような

何度でも出発できる話。

たどり着いたのが最後であったとしも

モラトリアムで見つけたものには

期待する分だけ価値がある。

そんな気持ちでもう少し一緒にいたい。


テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

11:03  |  軽音活動とか  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

偶像崇拝

2009.10.29 (Thu)

いちばん近くて遠い存在として


見境のない誘惑をちゃんと咀嚼する


娯楽にカテゴライズされた挨拶たちと


唆すような評価に付きまとわれて


充実がもたらす疲労、あるいはその逆


座るべき椅子はいつも目の前に




腕組みから知る好みがあった


ポッケという可愛らしさ


幼さを助長しようとする仕草はむしろ


大人びていることを証明している


成り行きがでっち上げた人間像は


あまりに形が整っていて




綻びた糸を手繰り寄せようとして


邪魔するように耳鳴りが起こった時


すぐさま空中楼閣の扉を叩き


兄弟のように歓迎される


ここでくつろぎ微睡んでいるうち間も


人々はずっと営み続けているらしい




小さな声で話すことを


強制されてかえって良かった


されるがままの無法地帯に行き着いて


今更ながら納得したのは、そう


―――ふりだし!


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

17:59  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

テナントの空き箱

2009.10.26 (Mon)

眠れない夜はどうしようもなく


つまらないことばかり考えている


暗闇の微かな声を聞きながら


雑念の海を泳いでいれば


やがて疲れ果てては沈んでゆく


その頃、星たちはすれ違っている




門灯の白い明かりは


窓枠に切り取られて壁に張り付く


その左上をぼんやり眺めた後


その方向へ寝返り打った


殺風景な空気を吸い込み


身体の中さえ空白になってゆく




心はまだ生きている


パズルの隙間でおとなしく


独りオセロをしているような


笑えない作業の繰り返し


宴を楽しむ隣人たちは


私の平熱を知るわけもない




無情な思いに入り浸り


知らない部屋と錯覚する


目の前に在るものたちは


おそらく私のためにあるらしいが


無言で哲学を指差していた


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

17:38  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

虎視眈々

2009.10.25 (Sun)

お洒落になりたい。


アシンメトリーとか


黒縁の伊達眼鏡みたいな?


テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

21:45  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

恋のモラトリアム

2009.10.24 (Sat)

抱えた荷物の重さの分だけ


語り尽くすよ機関銃


オリオン座流星群に託した願いは


一瞬の光と同じ出来事


私はいつも見上げてばかり




過去の否定ならお好きにどうぞ


現在と向かい合った答えならば


未来に期待してもいいじゃない


運命論は巡り巡りて平行線


どんなに歪な直線でも


示された接点は道標となってくれる





捉え方なんてどうだっていい


幻想で犯された罪を裁くことを


私は強要されたわけじゃない


不在中だと決めつけた住宅を


見てないふりして大通りに向かえば


見慣れた街並みにほっとする




知らないほうがいい結末を思い出した


大体予想はできるけど


あくまでもその範疇でのたうちまわる


執拗に名前を連呼されたときは


存在意義を確かめたくなり


一度思い描くだけで十分だった


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

15:45  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

四苦八苦

2009.10.22 (Thu)

忘れてた。


第2ボタンってあれ


自分からあげるものじゃなかったな。


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

21:54  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

sora

2009.10.21 (Wed)

当たり前に打ち勝つことができなかったあの日も


雲一つない青空だった


盤上をひっくり返すことを諦めたあの日も


こんなひんやりとした風が吹いていたっけ?




見上げればいつも同じ顔をしている


サルビアの並ぶ玄関先


蜜の甘さが懐かしい


新しいものに目がなくて


あれこれ手を伸ばしてみては


その色に染まろうと必死だった


変わることよりも


変わらないでいるほうがよっぽど難しいって


もう少し早く気付いていればよかったのかなあ?




夕焼けにつまらない質問を投げかけて、


星空が眺めることしかできない人と重なって、


目を閉じることが怖かったのに


いつも疲れてしまっていた


言いたい言葉は伝えるべきものではなく


伝えなければならないことは言葉にするのが嫌だった




純粋さを避けていた日々


この軸も23.4のままで


無限大な箱には何も入っていない


soraは宇宙であり空なんだ


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

16:06  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

50:50

2009.10.20 (Tue)

手離したはずの選択肢


見渡すことの優越感と


逆戻りする緊張に枝分かれして


毛細血管に絡み付きながら


そっと微笑みに呼び掛けている




遠くなった残り香は


脱け殻を捨てることを拒んだ


金木犀の匂いが何故だかいつも切なくて


私が書いた迷路を白紙に戻してくれる




関わりのない場所からの冤罪を恐れ


素知らぬふりをすることはまるで


普段通らない道で帰る時のよう


投げやりになったことを償おうと


未完結を偽ろうとしてみるも


水に濡れて溶けてしまうなら


何処を歩けばいいのだろう




言葉を犠牲に撃ち落とされた真相


風化を待つことに耐えられず


自ら破壊しようと躍起になった


鏡に映った自分の背後が


割と綺麗なままだったのを確認すると


振り返ることは難しいことではなくなっていた


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

22:52  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

きらきら紆余曲折

2009.10.18 (Sun)

かちかち片目で見た時計


がりがり背中を掻きむしる


ぽきぽき関節鳴ってから


ぺたぺた陽の目を崇めるために


ふらふら階段降りていき


ぺらぺら新聞めくってる




どきどき貴女に一目惚れ


ちらちら探るあれやこれ


びりびり引き裂く陰謀で


しくしく泣かせてやりたいな


ざらざらオフの肌触り


ばらばらにしてしまい込む




こそこそしばらく続くなら


けたけた作品見て笑う


ちくちく小さな罠仕掛け


どくどく多分気付いてる


くるくるアンニュイファンタジー


へらへら何とか誤魔化した




ぱちぱち嘘を讃える拍手


さらさらいずれ欲しいもの


ふわふわいつでも憧れて


にやにや可愛いお年頃


べたべたちょっと触らないでよ


さくさく余裕で妥協する


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

20:46  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

低温火傷

2009.10.17 (Sat)

移り変わりの雑踏が庭を塗り替える


浮わついた駆け引きなんかじゃなく


思わせぶりな後ろ髪にやはり騙された


自己防衛の意思がむしろ


赤い眼鏡をかけていることを想像させる




発信源は未だ不安定


欠けた部品の代わりを得ようと


狼の真似をしてみたけれど


ひたすら孤独は深まるばかりで


広告内容に意味もなく苛ついた




膨らんだのは憎悪と決めつけ


野垂れ死んだのは少し前の話


迷いなく起こした化学反応を


労働意欲で中和したのは特別ではない


まあいずれにせよ、地球はくるくる回ってる




レム睡眠の入り口手前


自分の言葉に責任持てと


野次を飛ばした監視員


修正液を真面目に使い果たし


花瓶の花をもぎ取ってしまったせいで


謹慎処分を言い渡された


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

22:35  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

センチメンタルリサイクル

2009.10.16 (Fri)

期待に答えるふりをして


いち、にの、さん で ストップ


サイドステップとあっかんべ


まんざらでもないようだけど


足下、気をつけてね




知ってか知らずかどうでもいい


偽物だって構わない


憧れに成り下がってしまったなら


沸点はたちまち低くなってゆく


特別扱い出来ないのは名残惜しかったけど


雨は平等に降り注ぐものだから




クスクス笑いを誘っては


他人の玩具で渋々遊ぶ


大好物が当て付けがましい


餌を待つ雛鳥はがっつかなければならないし


あえてそっとしておこう




秘密の脳内徘徊中


反則行為を逆手に取って


ラインギリギリで弄ぶ


柔軟な思考を引っ張り出してみたら


たまらなく悪戯したくなってきた


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

19:46  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

今宵の待合室

2009.10.15 (Thu)

余韻に浸ることもせず


整理整頓に勤しんだ


空になったスチール缶はまるで


私に代わって愚痴を溢してくれそうな気がして


現在、机の隅で待機中




誰も尋ねやしないだろうから


ここぞとばかりに欲を出す


愛嬌のある出鱈目を


必死で否定したものだから


仕方無しにつまらない毒を一つ吐き


禁断の愛は滑稽な時間を紡がされた




淡白な味付けに油断して


処女の背中を危険に感じた


ほつれた糸を切り落とし


正当な理由でほくそ笑む


乱用された反動形成


お前には悪いがいいざまだ




初なものをびしょ濡れにして


描いて消してを繰り返す


誰も触れない場所にあり


飽きたらその後は……。


現在、ベッドの下で待機中


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

22:20  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

都合のいいアレ

2009.10.14 (Wed)

乳白色の制服がやぶれ去り


ひとつだけ取り残された違和感


ありふれた毎日を引き延ばしてやれば


いとも容易く包み込まれてしまう


そこまで小さく押し固めることが出来たのは


紛れもなく私自身だった




トンネルを開通させるのは不可能だったが


そこを埋め立てる作業はやたらと簡単だった


ろくに技量もないままに


見よう見まねのなんちゃって


それでも同じように汗をかいている




蜘蛛の巣のように広がった


ライフサイクルの片隅にて


頭を冷やせば広がる視野


二者択一の凹凸に


つまずき転んではっとした




名目上での自己嫌悪


片付けることに没頭し


装飾品まで処分する


ありきたりな風景画も


逆さに飾れば二度おいしい……かも


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

16:38  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

アルコール分3.7%

2009.10.12 (Mon)

20091012204134



忘れていいならそうしたい


履歴からは無くなっても


記憶と事実は焼き付いて


背負う方が賢明らしい


一度、ノートを閉じてしまい


再び開くその日を待つ




全てをリセットできるなら


誰だって手を出したくなるけれど


振り出しの空間で僕はきっと


全く同じことを行ってしまい


結果、何度ボタンを押せば気が済むだろう


それも少し気になるな




どうせ手離すんだから


滅茶苦茶にしてやってもよかったんじゃないかって


何となく後悔してみたものの


知らないことをせがまれるみたいで


どのみちできやしなかった




気分転換に髪を切るだなんて


そんなことで変われるなら苦労なんてしない


昇華するには少々大きく


合理化は悪いが趣味じゃない


こんな時、未成年って都合悪い


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

20:41  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

息切れと深呼吸

2009.10.11 (Sun)

夜更け前、救急車のサイレンは


すれ違いざまに記憶の淵を削っていった


虚無感に包まれてしまって


悲しくないのがなんだか悔しい


まずは壊すところからやり直そう




終わった話を詮索するのは


見えないものに触れるようで


自分の立ち位置を分からなくする


いつか抱いた懐疑心は


ちゃんと大切にしまっておこう




削除された言葉たちは


こうなることを理解していたのだろうか


時間の経過が洗い流してくれるなら


もう、喋らなくてもいい


いっそのこと、潔く手ぶらになろう




音を立てることもなく


灰になって飛んでゆくのが


自分らしいことだなと笑い


見失わないうちに背を向けた


声の重さを確かめてから眠りに就こう




信号機の色が変わり


立ち止まる理由はなくなった


冷たくなった栞


夜空にかざして詩集に挟む


「ありがとう」


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

15:46  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

竜頭蛇尾

2009.10.11 (Sun)

自分の足元を


確認するのを忘れていた。


ポジティブな結果がそうでした。


テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

12:07  |  軽音活動とか  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

ホームグラウンド

2009.10.10 (Sat)

在り合わせにかえって思いやりを感じる


わざわざ捻り出さなくても


無ければそれで誰も責めやしないのに


お節介なのは今に始まったことではないので


いつもの舌打ちに心を込めた




昼間の月を見つけたら


星も探すんだと言って聞かなかった


諦めさせようとはせず


ただ黙って見ていたのは


壁にぶつかることの必要性から


逃げないようにするためだった




不意打ちの一言に落胆しながら


反抗への怒りで相殺した


気にくわないなら無視すればいいのに


簡単にそうできないのは


同じ人間だからだろうか




遠くの会話を一つ掴んで


光栄だと笑えばまた橋を渡ることができ


軽蔑だとぼやけば遠回りもまた楽しい


大胆にくしゃみは反響していたが


大した噂は、聞いてはいない


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

18:19  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

疑心暗鬼

2009.10.09 (Fri)

タイミングが欲しいかもしれない。


ていうか、かもしれないって


正直しんどいかもしれない。


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

17:31  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

安堵したから振り出しへ

2009.10.08 (Thu)

ふらりふらりと千鳥足


回っているのは地球か、僕か


思い込みから生まれた焦燥


よそ見しながら繰り返し


少数派意見に所属して


満場一致で否決される




仕事と言う名の娯楽に勤しむ


シビアな決定を受け入れつつも


罪悪感が否めない


面白いことは案外落ちているもので


うずくまり、枕に身体を預けたら


ごろにゃ~ごろにゃ~しておこう




客観的には滑稽な場所


誰も掘り返さない所をあえて選び


黒く濁った薬を染み込ませる


途方にくれて二、三日


そこから何か芽吹いていた




物語に勝算なんて関係ない


悪戯に満ちた科白たちは


黒光りがかえって繊細に見える


生憎手持ちがいっぱいで


捨てたいものも特になく


仕方がないから、その場で食べて逃げてきた


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

11:40  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

オブジェ

2009.10.06 (Tue)

疲れ果てた顔つき


何の躊躇いもない秒針が羨ましく


刻み込みのリズムを子守唄にしたら


左手の力が抜けてゆく


ほんのわずかに視界が歪んで


部屋を真っ暗にしたくなった




家の裏にいた黒猫を見下ろした


本物の猫背は柔らかそうで


ぐっと背伸びしてから寝転んだ


自分なりの表現では満たされない隙間があり


ひたすら慰めの答えに媚びる


抹消したい記憶ほど


深く根を下ろしているのは


必要性を訴えているからだと擁護する




理性に反した行動は


己の首を締めることしかできなくて


一般教養の抜け穴を指差して


潜り抜ける人はそういない


投げ渡された論文たちよ


だから私は怯えているのだ




携帯電話に映った自分の目は


何を欲しがっているのかがはっきりしていない


底を歩いていれば上るしかないと高をくくっていたら


実はまだ、下へ続く梯子があった


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

18:55  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

ソトはふわふわ、ナカはしっとり

2009.10.05 (Mon)

アトランダムに混ぜられて


降りかかる火の粉、誹謗中傷


白か黒かの区別がつけられなくて


振り返るのを諦めた


何のための被害妄想?


壊す喜びを確認したいから




いつも同じオーダーで


繰り返しにこだわりを持つ


ひとつの穴から見える世界が


どうして毎回違うんだろう


そこに熱中するあまりに


見逃したものがあったとしても


それが何なのかが分からない




真夜中の風が冷たくなってきて


勿体無いと思いながら窓を閉めた


頭の中を久しぶりに空っぽにできたのに


突然広くなったことが少し落ち着かなかった


月光に照らされて眠りたいけど


今夜はまだ遠い




ざらついた輪郭を撫でて


痛みと痒みが手を叩く


パブロフの犬が欲しがった肉は


嘘つきの味がしたらしい


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

00:13  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

七転八倒

2009.10.04 (Sun)

悲観的な私だが


今回だけは


特別なんだから仕方ないか。


テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

06:06  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.10.04 (Sun)

二つの黒点が追いかけっこ


呼び声が嘆いているようで


彼らとの共通点を探してみる


風当たりの強い毎日


嫌われることにはどうしても慣れないでいる




どうせ立ち止まるなら


より複雑に絡み合った電信柱を選ぶ


休日、田舎の十字路


束の間の高気圧の下


錆び付いた看板は訴え続ける




光り物に興味を示して


本能で表された隔たりにぶつかる


濡烏に恋い焦がれ


羽に触れようと心を揺らし


金属片で腕を切る


恍惚が痛みより早く身体を走った




吐息が深く沈んでゆく


見定める標が見つからない


罪と疑われるその裏には


紛れもない愛というものしかなかった


涙を流さぬまま泣いて


尚も言葉の啄みに更けるのだ


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

00:13  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

積木崩し

2009.10.02 (Fri)

きっかけなんてないままに


特別な理由には目もくれず


ただ夢中で積み上げていく


行けるところまで行ってみよう、と




そんな毎日が楽しみでした




円柱形の白いもの


どこで拾ってきたのだろうか


まるで自分の分身のようで


迷わずそっと積み上げた




月日はどんどん流れていきます




六畳ほどの自室の天井に


いよいよ届こうかという矢先


遂にガラガラと崩れてしまった


かつて宝物のようだったもの達が


瓦礫となって転がっている様子に


いよいよ自らの過ちに気付いた




それなのに開き直ってみたのです




何気なく始めたそれに


次第に愛着が湧いていき


その度量に比例して


私は頭を抱え込む


馬鹿げた遊びに明け暮れた報いとばかりに


古傷もまた疼き始める




しかしこのまま終わるわけにもいきません


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

20:46  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

慢性夢疾患

2009.10.01 (Thu)

幸せの疑似体験をした翌朝


依然として闘病生活の真っ只中で


生理的欲求をめいいっぱいに吐き出した


軽い貧血に対して冷静な自分を


少しばかり嫌になる




嫌いなものを嫌いと言えて


好きなものを好きとは言えない


病と仲良くしていかないと


辛いものしか残らない、なんて


今日びそんなの流行らないよ




強がることが恥ずかしくて


病室の窓から曇り空を見上げる


白い壁に赤いペンキをぶちまけさせようと


半笑いで誘惑するドクターを我慢して


左耳のイヤホンに集中した


今ある立場に慣れなくて


やり場のない苦悩を右ポケットに押し込んだ




行き止まりにぶつかるまで


逃げていればいいだろうと


一本道をひたすら走った


都合のいい噂に息を殺して


懐疑心を握り締めたまま


またしても、面会時間を過ぎてしまった


にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ


テーマ : 自作詩 - ジャンル : 小説・文学

17:19  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。