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軌跡を辿って  第20回

2009.04.30 (Thu)

桜はもうとっくに散ってしまった。

そしてそれが始まりの合図だった。

いのちは青々と燃え盛らんとばかりに

風は白く夢のように日々を紡ぐ。

今日も私は自転車に乗った。

上りなれたこの坂道

吸い込んだ空気もまたしっかりと生きていた。


新生活のスタート。

気持ちは心機一転新しくがんばりましょうといった感じの1ヶ月間。

まずは新しいクラスの話。

このクラスは……chaos.

とりあえず1ヶ月間、過ごしてみた印象はファミレスに一緒に行くと必ず誰か一人がやるドリンクバーで炭酸系のドリンクにカルピスを入れて飲むような奴が集まった感じ。

自分の立ち位置は1-2と2-1を足して2で割って更にそこに炭酸飲料を少し足してみたような感じ。

自分は人気者なんじゃないかと勘違いしそうないじられキャラでありながらひたすらツッコミを入れ続けるような(疲れるが今のところ)楽しい立場。

最初はこのクラス、真っ二つに分かれてしまっていた。

以前から存在していた仲良しグループの固執が強く、私は一方に少し気まずさと恐れを感じていた。

しかしきっかけというものはいつも単純で何の理由もない偶然だ。

早い話が大富豪に誘われた。それだけのこと。

ただ誘われた時は大丈夫なのかと警戒心があった。

いきなり敵陣に誘われるんだ。罠があるに違いないと疑うのは普通だろう。

そんな勝手な被害妄想の蔓延りをよそに彼らはただ楽しそうだった。

私はどちらかと言えば人見知りですぐに気まずい空気を作り出してしまうのだが、彼らにそういうまどろっこしいものはひとつもなかった。

別にその大富豪で互いの話をしたわけでもなくただ淡々とカードを切っていただけなんだが、次の日からすっかり仲間のひとりになっていた。

不思議なものだ。

人はこんなにも簡単に打ち解けられるものなんだなって感心した。


次に自分自身のこと。

実は自己紹介の内容を独りこっそりと考えていたりもしたのだが、自己紹介の時間が設けられることはなかった。

実は攻めと守りの2パターンの自己紹介があったことはここだけの話である。

攻めは全面的なアピール、守りは閉鎖的な感覚。

前者なら趣味は詩を考えることだと言うが、後者だと音楽を聴くことですといったありきたりなものになる。

このクラスなら間違いなくオフェンスに徹することが出来たのだが……

だからここで勝手に自己満足的自己紹介。


改めまして、TERUです。
趣味は詩を考えることです、ちなみに作詞・作曲も一応やってます。
最近アンビエントというジャンルの音楽にはまっています。皆さんも機会があれば聞いてみてください、癒されますんで。
これから皆さんと一緒に最高の思い出をたくさん作る気でいるのでよろしくお願いします。



なんつって。

でもこの自己紹介だとまた歌ってとか言われそう。

ていうかもう言われているんだが……歌わないけど。



今の自分というのは今までの自分と何か変わったのだろうか。

高校生として生活してきて入学当初から何か成長したのだろうか。

私が今の高校に入学した理由はかつての最低だった自分と決別するため。

自分では変わったつもりでいるけどやはりよく分からない。

将来の夢がないことは昔からずっと変わらない。

今のところはとりあえず大学に行く、だ。

何のために進学するのかとかはっきり言ってよく分からない。

自分の高校がそういうところだからというのもあるし、周りの仲間が頑張っているから同じようにマネしているだけ。

高学歴であればそれだけ世間ではよく見られる。

別によく見られたいとは思わないが有利でいたいとは思う。

だからとりあえず復習してとりあえず予習してとりあえず課題を提出する。

でも将来の夢も志望校もちゃんと決まっている奴の真似をすることは出来ない。

それにとりあえずでは話にならない。

最近、登校の時に友人Tとよく会う。

彼とは別の学校だが、昔からの付き合いで唯一本音を言える相手である。

彼は昔からずっと変わらないように見える。

また相手も私をそう見ているのかもしれない。

友人Tはこの先、就職するつもりでいる。

自分とは違って将来を見ている。

それでも私は何ら焦りなど感じていないのだから、自分のことが分からなくなる。

今、自分がすべきことって何なんだろう。

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19:59  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

消ゴム生活

2009.04.29 (Wed)

私の消ゴム


こんなに小さくなりました


誤りを修正して


消カスが落ちました


過ちを隠ぺいして


消カスが散りました


理性を捏造して


消カスが丸くなりました




否定から得られるものは限られていますか?


拒絶から得られるものは汚れていますか?


排除から得られるものは荒んでいますか?




消去法で生きてきました


教室で消ゴムを無くして


私は躓きました


前がよく見えません


おびただしい数の何かが行く手を阻んでいます




教室で消ゴムを見つけて


私は歩きました


消し続けます


まだまだ消えてほしいものばかりだから


もしこの世界に消すものがなくなったとしたら


私はきっと‘私’を消すでしょう


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23:11  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

循環型ノイズ

2009.04.26 (Sun)

やけに外が騒がしかったので


私は窓を開けてみた


少し開ければ事足りたのに


全開にした




怒鳴り散らす罵声があった


泣き叫ぶ女の子がいた


暗雲に吠える犬


日暮続いた雨の後


廃墟と変わらぬ物置小屋にプライバシーを守られて


夜もすがら水の跳ねる音を聞かされた




揺れるカレンダーぱたりぱたり


ずいぶん綺麗になったみたいで


喧騒はあの日のままだった


あの雑音たちと遠くへ行ってしまいたい


誰一人、気にかけないような


空気のように震えを感じて


ずっとずっと果てしなく


また再び


昇る太陽と共に


誰も知らない世界を行こう


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23:00  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

ヤマビコーズ

2009.04.25 (Sat)

やーほっほっ やぁほっほっ


やーほっほっ やぁほっほっ




誰かに質問されたって


ろくに返事もしなかった


意味なく誰かに問いかけて


答えもらって当たり前




No.1になりたくて


僕らはあの頂へ走るんだ


自分が一番偉いと思い


馬鹿野郎って叫んでやったら


馬鹿野郎って言い返された




やーほっほっ やぁほっほっ


人の真似して生きていた


そっちのほうが楽だから


ある日孤独がやってきて


何にもできなくなっていた




やーほっほっ やぁほっほっ


やーほっほっ やぁほっほっ


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10:42  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

消費期限絶対厳守

2009.04.23 (Thu)

自転車で約10分ほどのところにある


安くて評判のスーパーマーケットの


入口から見てちょうど左手前に設けられた


生鮮食品売り場のみずみずしい黄緑色に混じって


噂が一緒に座っていたとして


差し支えることがあるだろうか




その奥の隅から始まる


冷たい人工芝生上を歩く


サイコロステーキ1パック580円の隣に


愛が陳列されていたとして


差し支えることがあるだろうか




その対称方向にある


楽しげな歌の流れてくる鮮魚コーナーの


鮪の刺身と鯵の開きに挟まれて


声が整列していたとして


差し支えることがあるだろうか




レジ横のテナントとして入っている


甘い香りの小さなパン屋の


バスケットに入った焼きたてのクロワッサンに


蜂蜜の変わりに笑が塗られていたとして


差し支えることがあるだろうか


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17:56  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

偏愛不振

2009.04.22 (Wed)

今朝、4時44分に


ラジオのデジタル時計と目が合ったあの時から


痒みが頭の淵に生まれ堕ち


怒りがするりと芽を出した




草食系男子と言うよりは


ただの食わず嫌いなだけでしょう


拒食症ならどうしよう


近頃いろいろ足りていない




シャウトシャウトシャウト
お前は何故に糖分を控えない?

シャウトシャウトシャウト
果糖ブドウ糖液糖は一体お前の何なんだ?

シャウトシャウトシャウト
その蛋白質がお前の何を表すんだ?

シャウトシャウトシャウト

シャウトシャウトシャウト





地球が太陽の周りをクルクルクルクル回っていても


軸は自分に思えてならない


イラついたって、泣いたって


所詮は人間


そうでしょう?


結局自身が可愛いから


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20:46  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

口笛先生

2009.04.20 (Mon)

口笛先生の音色に大地は歓喜した


木の葉はトリプルアクセルを見事に決めて


自転車たちがウェーブした


晴れのち曇り、曇りのち雨、雨のち晴れ


口笛先生の前でそんなものは関係ない


笑えないジョークと一緒にピューピューすれば


みんな途方に暮れるばかりだから


ガタンガタンとガラスが地団駄


カシャンカシャンとブラインドが八つ当たり


「どうしてほんの少しだけ窓を開けてしまったの?今日は口笛先生が不機嫌でいらっしゃるから、じっとしてなきゃ駄目でしょ?全く、石本君がlabelをラベルなんて発音するからこんなことになるのよ」


白いカーテンが小さく揺れていた


七三分けの口笛先生


今日もメロディアスな三限目


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19:19  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

未公開偏屈

2009.04.19 (Sun)

なぁ、僕は公団住宅ってやつに住んでみたい


詳しくは知らないけれど


そこに創造的刺激を感じたんだ


なぁ、僕は環状線で通学したい


そもそもどこにあるかよく知らないけれど


カタン、コトン って憧れを抱いてみる




嗚呼、なんて薄っぺらいんだろう


僕はまたしても可哀想な人だ


改訂された妄想の中を泳いでた


勿論そうさ、犬掻きで


だから変な夢を見てしまうんだ


頭に巨大な花が咲くような


恒例の腹痛


くしゃみの後に呪文を唱えて


何が起こるんだろうね




眠たくなって窓を開けた


テッペンまではまだ早い


羽虫がくるくる回ってらぁ


ぷぅんぷぅんと邪魔くさい


僕が寝て明日の朝


君に会いたい……って


開口一番、ボケナスじゃん?


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23:21  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

patriot

2009.04.18 (Sat)

敵はあと二人だけだった


とはいえまだ一度も刃を振るったことはない


先制攻撃、無理


正当防衛なら何やっても構わない




まあ落ち着けよと


茶を片手に息を吐く


体育教師の怒号が聞こえようと


まだ堪えるんだ


標準良し


迎撃命令、その時まで




何度目の沈黙だったか


カードは切られた


さあ今こそ行かん!


愛国心をウタうんだ!


私はジョーカー


鏡の割れた音がした




そら、また朝がやってきた


喜べよ、感じろよ


終結のさえずりを


友好条約、ここに締結


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08:38  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

正義的破壊遊戯

2009.04.16 (Thu)

曇天の消化不良よ
青々しき三列横隊に天罰を

始まりだ!

若葉あどけなくも競い合う
号砲は鳴らぬ
そんなものなど必要ないか
お前も走ればいいではないか
哲学的評論文と死んだ魚のような目
ペンが右手で高速回転
この文字は誰のために生きるというのか
あの落書きはくたばって詫びるまでもなかったぞ

陰気な廊下のすきま風
雲の切れ間、ホーホケキョ

目薬の上手く注せなかったあの日
私は確かに雷鳴を聞いた
あれはたった一度きりで
期待に答えてはくれなかった

周囲と同じ背景に過ぎないものをただまぐれ当たりで何度か周波数を一致させてしまった
互いに何も知らないが故に偏見だの噂によって映し出された虚像は利益のない争いを繰り返している
所詮ただの凡人の分際だが凡人なりのロマンティックがあったとしても誰も文句は言えないだろうよ

曇天の欲求不満よ
五月蝿い蛆虫共に鉄槌を


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19:13  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

史上最低最弱の讃歌

2009.04.14 (Tue)

世界が滅びてしまえばいいと思ったことがあります
みんな死んでしまえばいいと思ったことがあります
その後の話なんて知りません
思ってみたりみなかったりですから
エゴイズムのエゴイズムですから


今、私は恵まれています
さらりと残酷な言葉を放てるほどに
今、私は自由ではないでしょう
狭い狭い規律に従っております
傍観者を加害者と見なす社会
集団からの孤立を何より恐れる生物であります


馬鹿野郎


トラウマを憎み、トラウマを愛する外道
偏見に入り浸り、偏見に溺れ死ぬ愚者


優等生?いいえ、阿呆です
美人?いいえ、阿呆です
私?いいえ、阿呆です

阿呆が阿呆に阿呆と言います
そうして地球が回ります
ノストラダムスの大予言が外れたことを恨みたくもなるでしょう


今日も明日も明後日も
指定されたカリキュラム上で歌います
自らの決断であります
ただ、万能でないこと然りなり


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23:07  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

目覚まし

2009.04.14 (Tue)

眠たげな入場行進曲と歩きましょう


エイトビートの子守唄


欠伸の向こう側


そろそろ目障りなビラ配りを鼻で笑う


小春日和と赤信号


色が変われば私も蜜蜂


ビターテイストに仕上げてみたいような


背徳的な世界を企む


とは言えど、所詮虫けらでございます


その意志、脆弱


夕飯前には泥だらけ


葉桜よ


栄枯盛衰と言うのであれば


明日降る雨が衰なのか


花吹雪


刹那の夢と


河を往く


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07:17  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

鍵音 ~Lock on~

2009.04.12 (Sun)

閉じ込めたはずの初恋
重たい扉が叫んだあの日
鍵は雨と流れていった
私は貴方を殺してやった

孤独に怯えたから愛そうとした
何も知らないむき出しの心臓
微笑みを掠めた刃
貴方は私を殺してくれた

ねぇ、私は苦しかっただけなの
みんなのように幸せになってみたかった
不良品だからでしょう?
歪んだ容姿のマネキン人形

ここは死刑台
笑ってくれても構わない
ラブソングを歌わせて
夢を見れたよ、ありがとう

深い深い愛憎の奥
汚れた涙、怖い怖い
暗い暗い銃口の先
引き金引くだけ、痛い痛い

狙いはずっと定まったまま
見失ったこともない
弾丸が喚けば全てが終わる
なーにんも見えなくなるんでしょ?
なのに身体は震えてしまった
純愛とやらに憧れてしまった


最後にひとつ、言わせてよ


貴方に恋してよかった、と


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15:49  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

新生活と引き続き

2009.04.11 (Sat)

大変だ!大変だ!


酷い寝癖がついたものだ


やりたい放題してくれて


困ったものだ




私はある子が気になって


何度か様子をうかがった


不穏の繰り返しであるものは


一握の茶番劇でしかありはしない


白紙の戸惑いを握り潰せども


私は罪には問われまい


されど下らぬ愛は生み出すのか


美しすぎるユートピア!


甘い甘いレモンティーののど越しと目を覚まそうか




大変だ!大変だ!


寝癖も休暇をとっていた


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06:21  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

134教室は俺のオアシス

2009.04.08 (Wed)

朝からそわそわ。
クラス替えとはこんなにもどきどきするものだろうか。
家を出るまでにはまだ早い。
あと10分待とう、いや、あと5分……行っちゃえ!!!
扉を開けた。
自転車に乗っていると、鼓動の高鳴りがよく分かった。
これから1年間を共に過ごすわけだ。数年後に同窓会があったなら今日からの面子で揃うんだ。
そこまで先の話はともかく下手をすればライフスタイルさえ変わってしまうものだ。
これは怖い。
先日の打ち上げを行った河川敷の桜並木は相変わらず、いやそれ以上に華麗なものとなっていた。
見渡す限り薄紅色。
私は毎年同じ桜の木々に驚かされてしまう。その度に思うのが、
今年が今までで一番綺麗なんじゃね?
もちろんそれはどうかなんて分かりやしない。
だけども少なくとも私の中の桜は歴代1位なのだ。
学校が近くなるのがだんだん嫌になってきた。
心の中では誰かが「助けてください!」と叫んでいた。
そんな後ろで平井堅が歌っていそうな気分の中、校門をくぐった。
自転車を押す私。
無意識に早歩き。
だけどこのまま前の人を抜き去っていくのはあまりにも恥ずかしく、なんとか平常心を保つ。


実況「さぁ始まりました。第3回 運命のクラスシャッフル。今年は一体どんなドラマが待ち受けているのでしょうか。窓ガラスに貼られた一枚の紙切れを見た瞬間の葛藤。笑いあり、涙ありの30分です!」

解説「楽しみですねぇ」

実況「さて、今年は大波乱の予感が感じられますが」

解説「そうですね、やはり進路の都合上クラス編成はある程度限られてくるんですがね、それ故に選手たちの理想は高まってしまうものなんですよ」

実況「なるほど、となりますとやはり見どころは男子比率の低い文系クラスとなりそうですね」

解説「はい、彼らのリアクションには十分期待できそうです」

実況「さぁピッチに続々と選手が乗り込んできます。おーっと!あれは?今大会に最も懸けている選手の一人、TERUです。昨シーズンは非常に素晴らしい思い出を収めています。今大会では一体どんなリアクションを見せてくれるのでしょうか」

解説「彼は基本的にネガティブなんですよね。ですから今きっと自分の理想とは最も遠いクラスを想像しているでしょう。それが崩れた瞬間に彼は輝きます」

実況「負の螺旋階段を下り続ける男。まさに絶望のナルシストです!先日誕生日を迎えたばかり。その日はかつてのチームメイトと最高の日を過ごしたそうです。」


早く結果が知りたかった。
ただ、誰か一人ぐらいは知ってる人がいるはず。
そこには確信があった。


実況「あーっと!あんな所に自転車を止めました!一番近い場所を選んだのでしょうか」

解説「今大会はかなりアグレッシブなプレーが目立ちそうですね」

実況「そのまま駆け足でインサイドへ一直線だ!ディフェンダー(貼り紙を見ていた他の人)はまだ彼に気付いていない!」

解説「存在感の薄さも持ち味のひとつですからねぇ」

実況「さぁーっ!一人交わした二人交わしたそこからのサイドステップだ!行けるかいけるか!」


1組には名前がなかった。続いて2組にも3組にも。
ということは4組だ。
……あった。
一番上に名前が書かれていた。
今年も出席番号は1番。
そこはどうでもいい。問題はその下だ。
……。
…………。

……最高じゃね?
呼び慣れた名前がちらほらと。
そこには安堵の表情を浮かべた私がいた。
セーフ。


実況「やりましたぁっ!3年4組1番!大金星!もはや不動の斬り込み体長!」

解説「いやぁもう言葉が見つかりませんね」


一番仲良くしていた友達がいる。
ちょっと同じクラスになってみたかった人がいる。
それから嬉しかったのは今年から使う校舎が変わり文系は3階の4部屋に、理系は4階の4部屋。
廊下に出れば必ず誰かがいる。
クラスが変わったせいであまり喋らなくなることはよくあるけど、これはなんか凄い。
だって嫌でも顔を合わせなければならないのだから。いや、嫌じゃないけど。
さよなら昔のクラスの人、ふぉーえば~ なんて思ってた人には辛いかもしれないが、クラスが代わるたびに友達がリセットされてしまう私にはありがたい。
そんなわけで新しいクラスの皆さん、これからよろしくお願いします。


実況「今年も素晴らしいドラマがありました!それではまた次回お会いしましょう、さよなら!」

解説「いや、次ねぇし」


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パイのパイオニアはパイロット

2009.04.07 (Tue)

4月6日、15時ごろ。
予定の時間にはまだ1時間も早かった。
それでも家に居たってつまらない。
いやいや、1時間だぜ?そんなに早く行ったら完全にコイツ馬鹿なんじゃね?ってなるじゃん。
テレビでもつけて時間を潰すことにした。
ドラマの再放送、ワイドショー、適当にチャンネルを変えて見るもしっくりこない。
それでもそうこうしているうちに時間は過ぎてゆく。
当初、本屋に立ち寄るつもりだったがめんどくさくなってやめた。
だからもう少しだけ遅く家を出た。
ここ数日、家から出ていなかった。
明日からようやく新学期なわけだが、それにしても今日(7日)は嫌な夢を見た。
クラス替えの夢。
どんなクラスになってもいいとは思いながらもやはり胸の高鳴りは隠せない。
なにしろそれで1年を共にしていくわけだから。
その夢では友人と同じクラスになった。
そこまではよかった。
私は出席番号が早く、1年でも2年でも1番だった。
それがここではどうだ、13番らしい。
ちょ、どんだけ「あ」の人かき集めてきてんだよ!
と、ツッコミを入れたのは目が覚めてから。
夢の中ではそんなことでも普通に受け入れた自分がいた。
まぁ大丈夫でしょう。
目的地に到着するとまだほとんど来ていなかった。
私が早すぎたのだろうと思ったが、5分前だった。
この時にやっと思い出した。
1組は結構時間にルーズだった。
そのためにある程度の人が集まるまでには30分ほどかかった。
部活の都合の人も含めると1時間ってところか。
しかしみんなはそんなことは気にせずにおのおので時間を潰していた。
キャッチボールをする友人とそこに加わった二人の女子。
そんな青春チックな光景を私はただベンチに座って幸せそうに見ていた。
参加したくないと言えば嘘になるが、見ているほうが好きだった。
そうしていると「保護者かよっ!」なんて言われてしまった。
確かに私は何様だろう。
P1000054.jpg

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10:37  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

四月六日 春景色

2009.04.07 (Tue)

20090407002556



桜が咲いた


笑顔と満開


ずっと憧れた写真


ベンチに座った私は、今日で少し大人になります


彼らが楽しければそれだけで


ただそれだけで幸せです


黄昏時、散る花びらの下


彼方 雲 青く 無邪気に春


彼方 夢 蒼く 素直に春




童と走るシャボン玉


ぱんとはじけて風が吹く


恋しかったふれあい


カメラを構えた私は、今日で少し大人になります


貴方が楽しければそれだけで


ただそれだけで愛しくて


夕飯時、街は歌を歌う


未だ 心 青く きゅんと春


いつか 思い出 蒼く レモンの春


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00:25  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

あーたし咲くらんぼ

2009.04.06 (Mon)

20090406221910
楽しい誕生日でした。


これぞ青春。


なんつって。


詳細は明日。
22:19  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

麗麗 -ライレイ-  第11話

2009.04.05 (Sun)

「綺麗だな」
「うん」
「いつ見ても広いよな」
「うん」
「波の音ってすげー落ち着くよな」
「そうだね」
寄せては返しての反復運動はおそらくこの先永続的に続くのだろう。
その声につい心が安らいでしまうのは人もまた母なる海の子供であるからに違いない。
その優しく雄大な呼び掛けの他にはカモメもまた同じく安らいだように鳴いていた。
磯の香りを乗せて潮風が時折二人の間を吹き抜ける。
まるで明日の遠足が待ちきれなくてはしゃぐ子供のように。
海へやって来て1時間、二人は相変わらずだった。
瑛はただ沖合いに浮かべられた船を呆然と眺めながら弥依にどうでもいいことを話しかける。
弥依も弥依で足元の砂浜に指でぐるぐると円を描きながら少し微笑んでは瑛に相づちを打つ。
短いメールのやり取りをそのまま言葉にしているかのように淡々としている。
良く言えば気恥ずかしいとでも言うのか、悪く言えばきっと焦れったいといったところだろう。
中学時代から二人はよく喋っていた。
瑛が弥依に告白してあえなくフラれてしまった次の日でも二人は何事もなかったかのように普通に会話をしていた。
それから二人はお互いに別の高校へ行くこととなった。
瑛はライたちと同じ地元の高校へ、弥依は当時付き合っていた一つ上の先輩を追いかけて隣町の高校へ。
それでも二人が会えなくなることはなかった。
通学路も途中のバス停までは同じの上、弥依のバイト先のフリ島にも瑛はたまに足を運んでいた。
これほどまでに仲がいいにも関わらず彼氏・彼女の関係になれなかったことを煌によくチクチクとからかわれていた。
しかし以前、放課後にいつものメンバーでフリ島へ行った際に弥依から先輩とは別れてしまったと聞かされた。
そして今、海で二人きり。
「樋野くん、」
先に話題に波を起こしたのは弥依の方だった。
少しだけ瑛へ目を向けると、相手もそれに気付きこちらを向いた。
弥依が小柄なこともあり自然と上目遣いになってしまったせいなのか、瑛は目を合わすやいなや一層緊張が高まってしまったらしくすぐに目を反らした。
当の本人もまたどこか恥ずかしくて目を反らした。
全く、これではどちらがどちらに告白するのか分からなくなってしまう。
弥依は言葉を続けた。
「どうして誘ってくれたんですか?」
「え?いや、それは俺じゃあ……」
「あの時だって、畔江くんに呼ばれて屋上に行ったら待ってたのは樋野くんでした」
確かにあの日、瑛はどうしても弥依を呼び出すことが出来ずに煌に助け船を求めた。
今考えると何故呼び出しが出来ずに告白が出来たのか不思議なものだが、今回は違う。
夏休みに海へ行く計画が決定した瞬間から有頂天となりとにかく女子を誘おうと張り切っていた煌に乗せられて弥依はここにいる。
「私、あまりどこかへ出かけたりしませんからすごく嬉しかったんですよ」
弥依が本当に嬉しそうに言うものだからもう今更違うとは言えなくなってしまった。
「マジで?よかったぁ、たまには羽も伸ばさなきゃと思ったから」
心の中で煌に敬礼しながらそう言った。
友の思わぬ助けにあやかりながらなんとか波に乗れたおかげで瑛はようやく落ち着きを取り戻しつつあった。
「ねぇ、あの雲見て。ミニチュアダックスフンドにそっくりじゃん!」
そう言って瑛の指差した先には大きな入道雲が見えた。
それはどう見てもあの可愛らしい小型犬には見えそうもなく、強いて言うならば大口を開けたジンベイザメの方がまだ納得がいくような形をしていた。
しかし芸術的絵画が素人には落書きと紙一重に感じるように、瑛の発想は一人の心を鷲掴みにするには十分すぎるほど天才的なものだったらしく、隣の少女は幼く見える見た目に合わせたかのように目を輝かせていた。
「ホントだ!とっても可愛いですね。私、前からワンちゃんを飼ってみたかったんです」
「そうなんだ。でも飼うなら絶対チワワだよなぁ」
「私は豆柴がいいです。この前テレビで見てメロメロになっちゃっいました」
「それ俺も見た。確かにあれはヤバかった」
二人はいつしか飼う予定も到底ないであろう犬の話題に花を咲かせていた。
今頃はペットショップにいるミニチュアダックスフンドがきっとあくびでもしていることであろう。
それから約数分間、犬について語り合った後にどうやら落ち着いたのか二人の間に再び静寂が舞い戻り、白波がざぶんと小さく吠えた。
「あの……」
弥依は潮風に靡こうとする前髪を押さえながら言葉を続けようとする。
それに対して瑛は先程とはうってかわって何のためらいもなく弥依の顔を見ることができた。
「やっぱり私、今日来てよかったです。実は少し不安だったんです。私が来たせいでみんながつまらない思いをしないかなって。でも学校も違うのにみんな優しくしてくれますし何より……」
不意に途切れた言葉の続きを探そうと瑛は少し目を大きくして首をかしげて見せた。
「樋野くんとたくさんお喋りできました」
鼓動の高鳴りを感じた。
そのビートに合わせるかのように波は打ち寄せては引き返す。
顔は自然とにやけてしまう。
ただそのままではあまりに不恰好なので何とか普通の笑顔に戻そうとする。
瑛にとっての弥依。
中学時代から知り合いであり、愚痴を聞いてくれる相手であり、唯一仲の良い異性でもある。
そして、最も近くて遠い存在。
こんなに目の前にいるのに手を伸ばしてもいっこうに届きはしないのだ。
だがしかし、瑛はもう一度手を伸ばしたのだった。
波が一気に引いて行く。
「俺だって笠城と話せて楽しかった。だからさ、これからもっともっとつまんないことでも真面目なことでもたくさん話がしたい。ずっと一緒に笑っていたいんだ」
砂浜に押し寄せてきた波は一体これでいくつめになるのだろうか。
その音が今までより大きなもののように聞こえた。
耳から脳へ、脳から全身へ染み渡った頃にふと我に返った。
顔が赤かったのは勿論日焼けのせいなどではなかった。
「ははは、ちょっと頭冷やすついでに泳いでくるよ」
そう言って立ち上がり、ゆっくりと加速して海に飛び込み、できればそのまま藻屑となっても構わない。
そうなるはずだった。
走り出そうと左足を踏み出した瞬間、背中に進行方向とは反対の小さな反発を感じた。
首だけで振り返ってみると弥依がTシャツの背中の部分を掴んでいた。
いや、掴むというよりはつまむと言ったほうが正しいのだろうか。
彼女の小さな口は一体どんな言葉を発するのか。
今の瑛にはそんなことを考えるほどの冷静さはなく、ただ弥依を見つめるだけだった。
「本当は私、猫ちゃんも飼ってみたいんです」
弥依は少しだけ顔を上げて小さく笑った。
瑛は少し間を空けた。
「だったら……俺は……ヨークシャテリアがいいな」
その言葉を海に向けて言ったのは涙ぐんだ顔を男として見られたくないためであった。


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23:30  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

肉まん あんまん 春爛漫オーケー!

2009.04.05 (Sun)

春休みもそろそろ飽きた。


一日中特にすることもない。


これほどまでにすることがないと、もうオードリー春日のモノマネでもするしかないな。ウィ


そんなことを思ってた先日の夜、ちょうどオールスター感謝祭でゴッドハンドTERUの告知をやっていた時だった。


藪から棒に送られてきたメール。


かつてのクラスメイトからだった。




 いきなりですが
 2年1組の打ち上げをかねたお花見をしたいと思います。





あのクラスが……打ち上げ……だと!?


そう、かつて2年1組といえば6月の文化祭終了後に打ち上げでバーベキューをやろうぜと盛り上がったものの、その後何の音沙汰もなく春を迎えた。


集合場所はなんと私の一番オススメの花見スポット、いやここの市民ならば誰もが推薦するであろう。


しかもそれだけではない。




 集合は6日の午後4時ごろということで。





トゥッス!


6日ってお前これ……誕生日じゃねぇか。


まぐれ?偶然?巡り合せ?


いや、運命だ。ヘェッ!


と、言うわけで楽しみな訳である。


バーイ。


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www.ambient/underwater.com

2009.04.03 (Fri)

水の音がする


いつの日かの市民プール


浄化槽ではなかったか


水道管ではなかったか


泡の向こうを目指しながら


体育座りで原点回帰


やがてたどり着いた大きな穴


迷わず飛び込もうか


頭から?足から?


考えるより先に飲み込まれてしまえばいいじゃないか


塩素消毒のスパイラル


半器官は笑いながら問いかけた


heavenへでも行くんじゃないか、と


にわかに光の射し込んだ前方


そう、そこは無人島


誰かの憧れた世界


背伸びした後、倒れ込むと


右耳のイヤホンが外れた


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23:19  |  那由多の輝きをウタにして  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

叫べ  3発目

2009.04.03 (Fri)

俺の叫びを聞いてくれ!




行くぜ?
    行くぜ?
        行っちゃうぜぇ?




相棒よ、愛してるぜ!!!






200904032043000.jpg


相棒とはコイツのことです。


何て言うか、いろいろ凄いです。


使い始めて3日、まだ頭角すらも現していない。


こいつにはきっと無限の可能性がある。


そんな風に思えて仕方がありません。


これぞ定額給付金の正しい使い方。


なんつって。



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21:10  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.04.01 (Wed)

偽りに喜ぶ人がいる
デタラメに怒れる人がいた
冗談に笑う人がいて
演技に泣いた人もいた

白か黒しか無い世界
僕らはいつもオセロの駒で
信じて疑い探り合い
裏の裏 は 真実だった

醜いテーゼがあるのなら
女神も嘘をつくであろう
プラシーボで救われるから
鏡の国へ実像投影

僕が詐欺師になりましょう
レプリカ作ってあげましょう
僕が詐欺師になりましょう
夢を売ってあげましょう

罠に嵌まった偽善者
それを嘲笑う傍観者
天から見下す権力者
見上げて睨む犯罪者

秘密はいずれ表沙汰
あることないこと嘘八百
信じて騙され裏切られ
裏の裏 は 仮初めだった

虚実のエデンがあるのなら
天使も嘘をつくであろう
メルヘンチックに憧れるから
不思議の国へ実像投影

僕がペテン師になりましょう
あなたに知恵をあげましょう
僕がペテン師になりましょう
愛を育んであげましょう


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