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軌跡を辿って  第14回

2008.10.31 (Fri)

草木は赤く黄色く色づき始め

空は日に日に透き通ってゆく。

その天の水色に向けて秋桜たちは華奢な体を大きく伸ばし

可愛らしい色合いの中に見える力強さを余すことなく披露している。

衣替えもすっかり完了し

窓を開けたときにすれ違うそよ風はいよいよ寒く思えてきた。

夜は静寂を取り戻し、星も月も上等な光の衣を纏うのだ。

そして彼らが織り成す幻想世界に

私はいつまでも飽きることなく浸っていたい。


今月はとりあえずあのことが大半を占めているのではと思う。

愛だの恋だの、そういう類は全くと言っていいほど似合わないにも関わらず

私は多分恋をしている。

……何だろうか、この言葉にできない恥ずかしさ。

普段から日常では言えないような照れくさい言葉を綴っていながら

こういう気分にさせられてしまうのは

やはり私に恋が似合わないからだろうか。

はたまた私が恋に染まれてないだけだろうか。


魚は生まれながらにして泳ぎ方を知っている。

鳥は生まれながらにして飛び方を知っている。

けれども

人は生まれながらにして愛し方を知らない。

そんなものは自分で考えなくちゃ意味がないなんて

言われることぐらいは覚悟している。

それでも私は問いたいのだ。

愛について……。


私は今度もまた想いを抱いたままにただ眺めているだけかもしれない。

そしていつまでもそうしていたら、いつの間にかいなくなってしまう。

いつの日か誰かが私に言っていた。

青春はいつまでも待ってくれない、と。

考える時間くらいいいじゃないかと盾突きたいところではあるが

時間は永遠ではないと世界の定義が鼻で笑っているのだ。

さらに世界は唱えている。

どうしようもない奴だ。

私はその呪文を繰り返してしまったのであった。


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テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

19:09  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

哀しき恋心と茜色に染まりゆく夕景

2008.10.31 (Fri)

強がりを言うだけならば


それほど簡単なことはない。


奇麗事で言葉を綴るだけなら


それほど気楽なことはない。


結局私は何にもできていない。


何がとりあえず話しかけてみるだ?


何が今週中にはメアドくらいはゲットしてるだ?


馬鹿じゃねぇの。


虚しくてたまらない。


どれほど虚しいかといえば


去年のクリスマス前にクリスマス仕様のテンプレートにしていたものの


よくよく考えてみたらその日の予定は白紙のままで


それに対して周りの奴らはみんな楽しそうに浮かれていることに絶望して


なんだかよく分からないけど寂しくなってきて


12月に入ったとたんにテンプレートを普通に戻して


クリスマスへの愚痴ばっかり書いていたぐらいに虚しい。


なんだこの分かりにくい例え……。


余計に虚しくなってくる。


誰かに相談したいけどそんな人いないから。


友人もそろそろうんざりしてるから。


目が語ってた。


「もういいから、それ」って。


もたもたしてたらいつの間にか彼氏ができてました なんて


2回も3回も遭遇したくはない。


分かっていても何にもできないのが私。


いつか私は愛は芸術だと言った。


表現の仕方は人それぞれであり、作品に対する印象も人それぞれである。


そうだとしたら私は筆の執り方すら知らないということになる。


いわゆる問題外。





そろそろ素直になってもいいですか?

好きな人に話しかけるにはどうしたらいいですか?
あと、皆さんは自分に自信があるものって持ってますか?

テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

18:44  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

昼下がり

2008.10.29 (Wed)

木立揺れる


青い風の中


昼下がりに細めた目と


欠伸を誘う日向の微笑み


止まない囁きと


止まらない秒針


楽しいことを思い浮かべては


新しい記憶のために煙となる


これは何の時間なの?


雲の縁を指でなぞってみた


間違いない


これは平和だ!
16:18  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

睡眠ing

2008.10.27 (Mon)

欠伸がふたつ 重なった


欠伸がふたつ重なった


一緒に行こうよ


夢の国へ


手をつないで行こうよ


幸せを見つけに


あいむすりーぴんぐ


あいむすりーぴんぐ?


転た寝から始まる詩がある


あいむすりーぴんぐ


あいむすりーぴんぐ?


月明かりに照らされた横顔


23:16  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

useless

2008.10.25 (Sat)

酷い夜だ


眠りは浅く 頭が痛い


自身に空白を作ってしまったことが


こんなにも切ないものだとは


月はどこへ行ったのか


僅かに窓に映るのは


一際光る星ひとつのみ


それでも闇は深くなく


世界のさまは見て取れた


あぁ 虚しくて


あぁ 虚しくて


ふと点けたテレビに釘付け


無駄な時間と決めるのは


他の誰でもない私

23:06  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

愚者の言訳

2008.10.23 (Thu)

ダークな世界観に憧れを感じてはいるものの


結局暗いのは自分の性格でしかなくて。


孤独な時間に慣れ親しんでいるのも


孤独しか知らないだけに過ぎなくて。


誰かに思いを寄せてはいても


最後まで何もできなくて。


自分にも何か一つくらいできるものがあるかもしれないと希望を持っても


実際は自分が死んで悲しむ人なんかいないと蔑んでいて。


だけどそういうのってただ己自身が好きなだけで、可愛いだけで


下手な同情でももらえれば何でもよくなってたりして。


追い詰めるだけ追い詰めておいて


いざとなった時の逃げ道はちゃんと確保していて


矛盾でできた風穴を通り抜けては


何もなかったかのようにすまし顔。


自分は最低な人間だと言ってみるのは


そんなことないって言われたいからで


満足は決して個人では得られないがゆえのエゴイズム。


じゃああれこれ指摘されて説教されて


冷静なアドバイスをされたとしても


正直そんなものは鬱陶しく思うし


何も分からない分際で、と鼻で笑う。


結局何がしたいのかが分からない。


伝えたいこととやっていることのベクトルがまったく違う。


多分それが今の自分。




冷静に考えてみたら


そりゃあこんな中途半端じゃ何やっても上手くはいかないし


楽しくないのも無理ないかもね。


恋人なんて夢のまた夢なんじゃね?


テーマ : つぶやき - ジャンル : 小説・文学

22:56  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

雨中の音

2008.10.22 (Wed)

止まない雨の中


打たれ打たれて


何思う


心臓を伝い


落ちゆく粒は穢れし赤


溶け出してゆけ


雲に抱かれて散る前に


我が痛み 狂おしく


我が嘆き 果しなく


雨音の囁く黄昏時


止まない雨の中


打たれ打たれて


何思う
23:51  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

秋の夕闇

2008.10.21 (Tue)

秋の夕闇から


星がひとつ消えた


白濁の蛍光灯の明かりにすがりつき


浮かぶ相貌は疲労の中


秋の夕闇から


星がひとつ消えた


作るべくして作られた道の上


覚束ない脚に何を思う


空白にして 空白にして


行き着く先だけを見た


孤独なりに 孤独なりに


閉じた瞳を虚しく覆う


我 風に問いかけよう


答えなどないのだろう


理屈などないのだろう


夢 溢れ落ちてゆけよ


どこまでも深く


より暗い空のむこうまで


18:41  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

まだ眠る街

2008.10.19 (Sun)

窓の外の蒼い光は


声なく私を呼んでいた


冷え込む夜に身を投げて


立ち眩むほどに十六夜の月を見上げると


遠くの車道を行く風の足音が耳を抜ける


夢に似たオリオンが瞼の裏にも輝いて


名の知れぬ音色が鼓膜を掠める


サザラチャンヒャラ


サザラチャンヒャラ


灰色の壁に映える私の影さえも幻か


冷たい鉄柵に傾いて


再び見上げたら


私は手を伸ばしていた


この瞬きはいつまで続くのか


またとないこの瞬きは


サザラチャンヒャラ


サザラチャンヒャラ


04:43  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

myself

2008.10.17 (Fri)

あの風に吹かれて


どこまでも遠く


あのむこうまで


何にも流されることもなく


白くふわりと柔らかく


天使の羽のように


誰よりも優しく


清らかでありたい


穢れを知ってしまっている


だからこそ美しく


ほんの一瞬だけを求めて


それでいて捕らわれず


強くなくていい


大きくあれ


夢は見なくていい


意志は固くあれ


23:26  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

馬鹿だね、零の制作者くらい馬鹿だね

2008.10.15 (Wed)

どうやら私は大馬鹿者らしい。


どこからともなく現れる


根拠のない自信。


イケんじゃない、これ?


完璧でしょ、今回。


ただ思う分には無料だし、限りなんてない。


私はただの臆病者だ。


チキンカレーの好きなそこらへんによくいるチキン野郎だ。


だからこの先行動に移せるかどうかは皆無である。


誰かに言わせれば


自分の気持ちをぶつければさえいい


みたいな(DAIGO風)


簡単にそう言えるのは


他人事だからでしょ?


じゃあどうしてこんなに自意識過剰になれるんだろう。


それは多分、私が本気だからだろうか。


自分自身が気付いてないほどに・・・・・・。
22:49  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

恋し貴方に

2008.10.14 (Tue)

私は貴方に恋をした


窓の外を眺めるつもりでも


被写体はいつも貴方


自分でも分からないのです


ある日 ある時から


私の想いはこんな形に


愛しくて


苦しくて


どうすることもできなくて


気付いてほしいだなんて・・・・・・


私は何も知らないのです


愛することの儚ささえも


それでも怯えてしまいます


音もなく壊れてしまうことに


だけど手を伸ばそうと思います


本当に失ってしまうものを探してみても


見当たらないから


最初から空っぽなのです


私が持つものは


ただ大きいだけの鞄だから


20:11  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

ただの自慢話かよ テストとボクと、時々、wii

2008.10.13 (Mon)

200810131828000_convert_20081013184448.jpg


念願のwiiを手に入れてしまった。


といってもヤフオクで……。


届くのが来週の金曜日とか言ってて


それだったらテスト終わってちょうどだなって思ってたら


先週の土曜日に普通にやってきてしまった。


だから……


ちょっとやっちまったじゃねーかコノヤロー!


ソフトはマリオギャラクシー(攻略本付)とマリオカート(ハンドル付)と


後ろに写ってるアレ。


正直これ目当てでwii買ったようなもんだから(笑


にしても零は怖い。


だが敢えて夜中でやってみたりして……


あぁ、明日からテストなんだが……。


テーマ : 日記 - ジャンル : 小説・文学

19:01  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

月夜の声

2008.10.12 (Sun)

あの月が


雲に隠れてしまうのは


私の気持ちが曖昧だから?


時間さえ過ぎれば


風が吹いてくれたら


いつまでもそんな風に待ってたら


空は明るくなってきた


雲はどこかへ消えてった


だけど貴方はもういなかった


もう、一体何度目の朝だろうか


月光に憧れたら


胸が苦しくなって


眠りについてしまう


ふと目が覚めた時


何も思いつかなかった


いつしか怖くなっていた


闇を好むようになって


そこへ全てを隠してしまった


決して見つからないように、と


それでも優しい貴方の前では


何もかもが頼りないもので


本当に無力なのは自分と知った


逃げてはいけないのだろうか


私を知られたくないがために


一人になったところで


見つけるものは空虚だけ


目を逸らさないで


夜の冷たさにそう言われた気がする


今夜も月が私を照らしてる


23:48  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

何でもってまたこのタイミングでって思えてこその人生

2008.10.10 (Fri)

10月10日現在


ついに私は恋をしてしまったのかもしれない。


今までとは明らかに違うこの感じ。


異性を可愛いだとか、美人だとか


そういう感覚は一人の男として当然持っている。


だがそれを軽く超越したテンションをもたらしている今この状況。


一体どう説明すればいいのやら……。


すれ違うたびに見てしまい、心の中では何かをシャウトしていた今まで。


しかし最近のは心に余裕が感じられなくなっている。


そもそも私は異性と話す機会は人よりずっと少ない自信がある。


そんなものを誇りに思ったところで何にも生まれないが……


いやいや、ていうか思ってないから


むしろ危機的状況だとうすうす勘付いてるから……え?遅いだって?


五月蝿い煩いうるさーいっ!


とにかく自分はそれをなんとかしようと最近ちょくちょく頑張っていた。


相手がせっかく喋ってくれているのに


なんと返答すればいいのか分からず笑ってごまかした結果


恥かしいからすぐ遠慮! 会話はそこで即終了! 


せっかく「おはよう」って言われたのに


軽い会釈交じりに小さい声で「うぃっす」と返す自分。


はい、ダメ~。


用事があって自分から話しかけるときに至っては


どういうわけかおのずと敬語。


異性を別の生き物と見ている自分


少し、頭冷やそうか……うん。


チャンスがないんじゃない。


全部自分で潰してたんだと今更気付き


小さな一歩を踏み出し始めていた。


そういう矢先で私は彼女に出会った。


そしてここに来てようやく小学校からの親友以外に心を許せる友人ができ


今日は高校に入って初めてその友人にこの類の相談をした。


いつもは相手の反応をうかがってインコースぎりぎりの変化球で攻めるところを


ガチンコでど真ん中にストレートをぶん投げてやった。


それでこれがキャッチャーミットにどんぴしゃり。


なんていうか爽快だった。


上手く言葉に出来ない。


まさにこれこそ……ハンパなウィッシュ!(ロックポーズも忘れずに)


私は彼女の下の名前すら知らない。


もしろ何にも知らない。


苗字だってすれ違いざまに名札見ただけだから。


知りたくなった。


昼休みの私は自分らしからぬ行動までしていた。


私は大馬鹿野郎なようだ。


いや待てよ、恋をすれば人はみな大馬鹿野郎だ。


いやいや待てよ、ということは私はやはり恋をしているということではないか。


世界的な金融不安のこのご時世


どうやら私の株価は現在上昇中らしい。


テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

22:41  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

恐怖に生きて

2008.10.09 (Thu)

自分の知らないところで


何か黒く大きなものが蠢いている気がする。


それは知らず知らずににじりよってきて


やがては足場を失って


奈落の底へと引きずりこまれてしまう。


怖い。


すがり付いたものが


偽りの仮面を被っているかもしれない。


今、自分が見ているのは


快楽に溶け込んだ幻覚ように


深く残酷な世界なのか。


死にたいと思ったことはないが


自分自身を殺したいとは何度か考えた。


自分がここからいなくなったとしても


何も変わらないことくらい知っている。


誰も悲しむことがないことも知っている。


そうならなければ分からないが


結果的に生まれた真実を目にすることができないのは


当然の報いなのだろうか。


それともそれこそが


暗黒にまみれた陰謀なのだろうか。


22:11  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

私が見た世界

2008.10.08 (Wed)

私が見た現在は


貴方にはどんな風に写っているのだろう


貴方が見た現在に


私は何を感じるのだろうか


静かな朝が日常に見えた


平和と定義する人がいて


前兆と恐れる人がいる


薄汚れた黒板が当たり前だと思った


規律に反すると判断した人がいて


全く関係のない人がいる


公になった嘘が哀れと知った


全てを把握していた人がいて


己への戒めに踏みにじっていく人がいる


夕闇に浮かんだ月が純粋に好きだった


あの光に夢を乗せる人がいれば


孤独な空だと笑う人がいる


私が見た過去は


貴方にはどんな風に写ったのだろう


貴方が見た過去に


私は何を感じたのだろうか


22:08  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.10.07 (Tue)

すれ違う車に照らされた


橋の上の街灯に照らされた


高くの三日月に照らされた


どうして私なんかが


光を受ける必要があるのか


愚かで、臆病で


モノクロしか知らないのに


信号機の色だけは分かった


06:11  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

I'm afraid of ・・・

2008.10.05 (Sun)

降り続く雨に鎮められ


街はずっとお淑やか


貴方への言葉を小さく唱えるだけで


聞こえてしまいそうなほどに


数多の雨粒を覗いては


広がり続ける平行世界


瞳を閉じてから頬を伝った雫が


雨か涙かさえも分からないほどに


私は怯えてしまっている


いつか見た困惑の繰返しから逃げたのは


本能の傀儡にはなりたくなかったから


雨音に窓を閉じたのは


もうこれ以上冷たくはなりたくなかったから


こんなにも拙い言葉を綴ったのは……


愛を知りたいから


テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

12:02  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

モノクロにモザイク

2008.10.03 (Fri)

高架下の日陰が心地好く感じて


雑草にそびえ立つ鉄塔を虚しく見上げた


蔓の絡まる赤錆びたフェンスの向こう側には


ひび割れたアスファルト上の秩序が腕組みするだけ


車通りが少なかった夕方の国道と


荒れ果てた醜い空き地が並んだら


いつもの当たり前が滑稽に思えてきた


物静かな住宅地に囲まれた小さな公園の


汚れた遊具のそばには誰もいなくて


冷たい空気だけが寂しく戯れていた


蛍光灯が取り替えられていない微弱な街灯は


何を照らして何に感謝されるのだろうか


頑なに通行を拒む看板が哀れに見えて


その先には何にも残ってはいないと知った


誰も住みたいと思わなそうな廃れた売り物件と


1日必ず誰かが押す自販機のボタンが向かい合って


一体何の話をしているんだろうか


もうすぐ咲きそうなキンモクセイの香りが甘くて


自宅さえも非常なものに見せられた


夕陽を反射した飛行機雲が遠く遠くへ伸びていて


細く尖った不気味な顔色をした月が美しかった


今この時は誰にとっての幸せで


誰にとっての悲しみなのだろうか


人の目に映る世界は色鮮やかだったとしても


私には無彩色の舞踏会にしか見えない


世界は、人は気まぐれの塊だから


23:57  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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