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軌跡を辿って  第10回

2008.06.30 (Mon)

雲ひとつない青空かと思えば

遥か遠くから突然やってきた黒い雲によって

世界は一度に水浸しになる。

降ったり止んだりを繰り返す梅雨前線の気まぐれに

悩まされ、うんざりしていると

どこまでも高く高く澄み切った快晴に出会う。

それに便乗するように少し早めの蝉の咽びが聞こえてきて

ついに夏がやってきているのだなと体全身で感じ始める。


文化祭という学校最大のイベントが終わった。

自分は山ほどあったつまらない作業と

クラスでやる劇の楽しい準備を幾度となく往復し

理由なき苛立ち……ストレスが溜まっていた。

生徒会の作業に対する退屈感。

クラスのみんなが楽しくやっているのを端で見ているだけの嫉妬心。

ひとつしかない体では二つの現場に同時に赴くことはできず

自分の気分で行きたいほうに行った時の

顔を出せなかったほうへの罪悪感。

止めることも遅らせることもできず

ただ刻々と残酷に過ぎ行く時間に追われる焦燥感。

その他いろいろなものが魔女の大釜でじっくりことこと煮込まれてできた

グロテスクな色にまみれた得体の知れない何か。

それは不気味な魔力を放っていて

この一ヶ月は何度となくこれに苦しめられた。

しかし、全ては大成功というひとつの器に収まり

クラスの劇も何かよく分からないままに賞を獲り

打ち上げをするだしないだと盛り上がるクラスの中に

ちゃんと自分が存在していたことを確信した。

それと同時に自分の中にあった〝得体の知れない何か〟は

音を立てて崩れ去り、跡形もなく砂塵と化し

不意にしたクシャミと一緒にどこかへ行ってしまった。

今いる自分が以前の自分と変わったかどうかは知らない。

だが、確実に何かとても大切なものを得たはずだ。

それは何だったのかは気づくものではなく

この先の生活の中で感じるものなのだろう。


1月は睦月、2月は如月……7月はなんだっけ?

午前中にそれを考えていて、答えが分かったのが夕方。

それくらい自分の中では存在感の薄い文月。

期末考査に始まり、夏休みに終わる。

その間には打ち上げを含む楽しいものが待っているはずなのに

自分はあまり楽しみな気持ちがない。

それは期末考査のせいなのか

あまりそれらに期待していないからなのか。

おそらく前者の影響だろうが

とにかく夏のハイテンションな気分にはまだなれそうにはない。

今年の夏休みは地元の花火大会にも

条件を満たさない限り行かないことに決めた。

あぁ……夏。

あぁ……恋。

あぁ……青春。




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20:29  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

花火(仮)

2008.06.30 (Mon)

待ち合わせ場所は


いつものコンビニで


時間よりも早く着いて


少し恥ずかしい


5分遅れて君がいた


目が合ったら沈黙


似合うでしょ?なんて


言わせないでよ


薄明かりと人混みの中


手を繋ぎたかった


私の小さな言霊は


雑踏にはならない


夏の夜に咲き乱れ


散りゆく際にそっと


逢いたいと伝えても


届くはずないのに


ねぇ気付いて欲しかったの


私の気持ちにきっと


振り向いてくれるだけで


嬉しかったんだよ




今作っている曲の没になった詩です。


テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

20:22  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

それは昨日の話で 番外編

2008.06.28 (Sat)

劇で実際に使われた台詞、アドリブ、または没ネタを紹介します。


カメをいじめるシーンにて


悪餓鬼B「お前甲羅の中見せてみろよ……はぁ?これリュックサックじゃねーか!」
カメの甲羅をリュックサックで作っていたために生まれた台詞。


浦島「YA☆ME☆TE☆YO!」
カメを助けるときに悪餓鬼共に割ってはいる時に使われた台詞。
振り付けあり。


悪餓鬼B「タマゴケチャップ。」
悪餓鬼共が逃げていく時に、悪餓鬼Bが去り際に吐いた台詞。
悪餓鬼Bを演じた友人の思いつきで彼の朝食らしい。
この場面において特に意味はない。


月の使者に出会うシーンにて


鬼A「おい、あそこにかぐや姫がいるぜ。」
鬼C(自分)「あぁ?うおぉぉっ!いい女じゃねぇか!」

新たに追加されたかぐや姫がさらわれるシーンの一連の流れ。


鬼ヶ島のシーンにて


桃太郎「なんなんだよあのハゲ……モンスターボール返せよ……。」
キジを呼び出したはずなのに、なぜか一瞬坊主が登場したために突っ込んだ一言。
桃太郎を演じた友人のアドリブ。


桃太郎「マジかよぉ……。」(そのまま後ろに倒れこむ。)
鬼Aの「正義が勝つとは限らないんだぜ。」に対する反応の一言。
同じくアドリブ。


金太郎「なーにぃー!? やっちまったなぁ!? 男は黙って金太郎! 鉞担いだ金太郎!」
クールポコのネタ。もともとは没の筈だったが、なぜか使われた奇跡の台詞。


鬼B「飴ちゃんあげるからぁ~♪」
金太郎「まぁいっかかぁ~♪」

一瞬坊主が斬られるというのが没になり、このようになった。


かぐや姫「彼氏ほしいんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
かぐや姫を演じた友人は去年の文化祭で「彼女ほしいんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
と言っていたために再び使われた台詞。


キムラ@ezweb.ne.jp
かぐや姫を演じた友人、キムラがリアルで彼女を欲しがっているので、これが書かれたフリップが作られた。
勿論アドレスは架空のもの。


キムラ「また会おう」
舞台の幕が下りる直前にキムラが言った一言。
メタルギアソリッド3のオセロットの最後の台詞を引用したもの。


劇団的場組
団結を深めるために名づけられた2-1の別名。


一瞬坊主
一寸法師というところを噛んでしまい、一瞬坊主と言ってしまったのが全ての始まり。
劇中ではあらゆるところに登場する謎のキャラクター。
基本的に彼の存在にはあえて誰も突っ込まない。
演じた友人は野球部のため本当に坊主だが、この劇のために五厘にした。


没ネタ


悪餓鬼B「こ、コイツやベーぞ! 戦闘能力30000だっ!」
浦島に威嚇された時に言う筈だった台詞。
ドラゴンボールのスカウターを装備して言う予定だったが、伝わりにくそうだったので没になった。


悪餓鬼C「何ィっ!たわしの大名行列だとぉ!?」
他にも「金八先生がブログ始めただとぉ!?」「Dr.コトーがパチンコしているだとぉ!?」などがあったが、あえなく没となった。


悪餓鬼B「黒マグロ、養殖。」
友人が「タマゴケチャップ。」と同時に思いついた台詞。
「タマゴケチャップ。」が思ったより好評だったためお蔵入りとなった。同じく特に意味はない。




結果的に自分の友人はスベリ魔であることが浮き彫りになっただけだな、これ。


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21:13  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

それは昨日の話で 後編

2008.06.27 (Fri)

ナレーション「一方その頃、鬼ヶ島では、もうすでに誰かが戦っているようでした。」
鬼A「お前が桃太郎か。」
桃太郎「あぁ そうだ、勝負だ!! キジ、君に決めたぁ!」【音響 ポケモンバトル】
一瞬坊主登場。 ただ素通りしていく。

鬼A「……やっちまえ!」
桃太郎は鬼たちにフルボッコにされる。

鬼A「はっはははは!正義が勝つとは限らないんだよ。」
桃太郎「く、くそぉ……」
鬼B「おい、この雑魚に止めを刺せ。」
鬼C(自分)「あいあいさーっ!」
鬼Cは膝を着いたままの桃太郎に止めの一撃を振り下ろそうとする。

その時

浦島「ちょっと待ったぁぁぁぁっ!」
浦島は格好よく登場し、鬼Cの棍棒を釣竿ではじき返す。
浦島「助けに来たぜ!桃太郎さん!」
桃太郎「アンタは……浦島太郎!」
桃太郎は体制を整える。
浦島&桃太郎「行くぜ!」

しかし浦島の助太刀もむなしくやられる。

鬼たちは喜ぶ。
鬼A「よっしゃ、じゃあ勝利の舞でも踊ろうぜ!」
他の鬼「おーっ!」

ダンス 恋愛レボリューション21

ダンスの音楽をフェードダウンしつつ、浦島にスポットライトを当てる。浦島は天下無双の覇者、金太郎に助けを求める。【音響 呼び出し音】
浦島「あーすいません、金太郎の兄貴、ちょっと調子乗っている鬼がいるんで絞めてもらえないですか?えっマジっすか、あざーっす!」
鬼たちが浮かれていると、突然ロックな音楽が聞こえる。金太郎が堂々と登場し、鬼達を威嚇する。しかし金太郎はそれらをものともせず、次々に鬼をなぎ倒していく。

鬼Bは恐れをなして土下座する。
鬼B「申し訳ありませんでした。お許しください。」
金太郎「貴様の罪は重い。残念だがここで消えてもらう。」

一瞬坊主「待つんだ!」
一瞬坊主は鬼Bと金太郎に割って入るが、金太郎にぶった斬られる。

一度倒れこむが、その後何も無かったかのように続ける。
一瞬坊主「まぁまぁお前ら、仲良くやれよ。」
全員「お前誰?」
一瞬坊主「レッツダンシング!」

ダンス Choo Choo TRAIN

浦島「姫はどこにいるんだ?」
照明が点灯すると、かぐや姫が後ろを向いて座っている。
浦島「姫、探しましたよ。さぁ帰りましょう。」
浦島は姫に駆け寄る。

全員でステージの後ろに立ち、言葉にできない を歌う。
かぐや姫「怖かったぁぁぁぁっ!」
浦島「うあぁぁぁぁっ!バケモノだぁぁぁぁっ!」
浦島は逃げていく。

スポットライトを姫に当てる。
かぐや姫「彼氏欲しいんじゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」

エンディング
全員が舞台に出てきて、「劇団的場組」の旗を掲げる。
全員で礼。







実際にステージでやった時はこれとはかなり異なっています。
あくまでもこの脚本はベースだったそうです。


キャスト

浦島太郎  カメ

悪餓鬼×3  ワカメ×5

岩  月の使者

桃太郎  鬼×5

金太郎  熊

かぐや姫  一瞬坊主


脚本2-1 執筆 TERU


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18:34  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

それは昨日の話で 前編

2008.06.26 (Thu)

昨日終わった文化祭で、自分のクラスがやった劇の脚本を紹介します。




劇 日本昔話 ~太郎と姫と、ときどき坊主~


ナレーション「昔々、あるところに浦島太郎という青年がおりました。この物語は、ある日 この青年が海に行ったのが始まりでした。」


幕が上がる。幕が上がる前にカメと悪餓鬼はスタンバイ。幕が上がった時点で、すでにカメはいじめられている。【音響 波1】
悪餓鬼A「オラオラァ、このノロマ野郎がっ」
悪餓鬼B「コイツマジトロいよなぁ。」
二人で笑いながらいじめを続ける。


浦島登場。


浦島「さーて、今日もいっぱい釣るぞー!」
カメ「誰か助けてー!」
浦島はカメがいじめられているのに気づく。うらしまは釣竿を放り投げて走ってそちらに向かい、悪餓鬼共に割って入る。
浦島「やめろー!」


悪餓鬼A&Bは兄貴の悪餓鬼Cを呼び出す。【音響 かく語りき】


浦島VS悪餓鬼C


悪餓鬼Cはあっけなく敗れ去り、逃げてゆく。それを追うように悪餓鬼A&Bも逃げてゆく。


浦島はカメに駆け寄る。
浦島「おい、大丈夫か?」
カメはゆっくり立ち上がる。
カメ「おぉっ!助けてくださってありがとうございます。」
浦島「お、俺はただ……その……当たり前のことを……しただけだ。」
カメ「あのぉ~もしよければ竜宮城にご招待しますよ?」
浦島はカメを二度見する。しばらく間を置いてから、
浦島「やったぁぁぁぁっ!」


海中シーン。


ワカメの件。【音響 海中】
ワカメA「おい、新入り!今日は頼んだぞ。」
ワカメB「すいません先輩、俺のユニフォームが……」
ワカメA「馬鹿野郎!俺はこれを手に入れるのに3年かかったんだぞ!」
ワカメB「オイ、誰か来たぞ。ワカメになりきるんだ。」

浦島とカメがゆっくり登場し、舞台の中心近くで止まる。
カメ「はぁ……はぁ……すいません……ちょっとやすんでいいですか?」
浦島「はぁ?早く竜宮城に行きたいんだけど。」
カメ「もうだめ、最寄の島に上陸します。」


最寄の島のシーン


島に上陸すると、誰かが倒れていた。【音響 波2】
浦島とカメは少し警戒しながら近づく。
浦島「お、おい、アンタ大丈夫か?一体何があったんだ?」
倒れている人物はかぐや姫の護衛の者だった。
月の使者「ひ、姫が……さらわれました。」
浦島&カメ「ええぇぇぇぇっ!?」(マスオさん風)
浦島たちは月の使者に事情を聞き、竜宮城に行くのを諦めて、かぐや姫の救出のために鬼ヶ島に向かうこととなる。


後編に続く


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23:17  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

線香花火

2008.06.23 (Mon)

蝋燭の小さな灯をひとつ


みんなで囲んで


ただ火薬の匂いの立ち込める中で


一粒の赤い提灯を眺めた


私のように儚くて


貴方のように綺麗に


火花は ちり、ちり 散ってゆく


永遠という言葉はなく


一瞬が折り重なっている


花火のよう


赤い雫は


もうどこかに行ってしまった


夏の風に吹かれて


灯も、もうどこかに行ってしまった


もう一度、貴方に逢いたいと願うなら


この日 この場所で・・・・・・


回り回って


あの日 あの場所で


貴方に逢う私は


少しでも強くなっていますか?

22:42  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

にわか雨と前言撤回

2008.06.22 (Sun)

高く、高く


誰も知らないその場所で


ひとつの悲鳴が響いた


破裂した風船のように


蓄積された怒りのように


止めどなく


無差別に


ただ、ただ虚しく落ちた


青く 黒く


嘆きに濁り染まりゆく中で


どうして私は笑ったのだろう


涙に溢れ潤う最中


どうして私は安堵したのだろう


天に枯れた雫の上で


私は はたり こぼれ落ちてしまった


叶うなら、叶うなら


白んだ光に導かれ


もう一度、あの場所へ戻りたい


願うなら、願うなら


再び、この場所へ堕ちていたい





前回、忙しくて更新できないといいましたが


こんな風に更新してます。


と、いうのも


モブログという便利機能の存在に


最近気づいたからなんです。


今更ですか、なんて聞こえてきそうですね。


あと、突然の転機というのはやってくるもので


今までずっとイライラしていたのに


最近少しマシになってきました。


この詩は休み時間に


突然の雷と降り始めた大雨がきっかけで


思いついたものです。


この雨と雷鳴が


自分のモヤモヤを一瞬にして洗い流してくれたんです。


詩は作るものではなく


思いつくものだ。


このことを忘れてました。


そういうわけで


またよろしくお願いします。


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19:54  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

アンバランスアンサンブル

2008.06.19 (Thu)

最近忙しい日が続きます。


なかなか更新できません。


というより更新したくなかったりします。


肉体的に疲れるよりは


精神的に疲れる日が多いです。


無駄に気を使ったり


意見がぶつかりそうになったら真っ先に折れてやったり


あと、家での勉強時間もかなり削っているので


期末考査を考えると


かなり焦ってしまいます。


多分……十中八九自分が悪いのですが


かなりストレスが溜り気味です。


自分は小出しに発散できるタイプではないので


このままだと爆発するかもしれません。


だから最近よく考えてしまいます。


誰かが自分を怒らせないかと


しかも圧倒的に自分が有利な立場で。


それならば自分がブチ切れても


誰も自分を責めはしない。


それでありながらストレス発散ができる。


……最低ですよね。


でもこれが仮に起こったとしても


自分はそれに後悔をして


またストレスが溜まるんじゃないかとも思います。


そうなったら鬱しかないですよね。


日記を書くにしても


詩を考えるにしても


いいものが思いつかない。


自分らしいものが作れない。


今の現状ではこの先もずっとそうかもしれません。


だから少し更新を休みたいと思います。


全てがひと段落ついた


6月30日の反省会でまたお会いしましょう。


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20:41  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

小さなひび割れから

2008.06.17 (Tue)

みんなで協力して何かを作り上げるとき


成功した喜びというものはとても大きい。


だがそれに反して


対立をしてしまった場合、傷跡も大きい。


自分は是非とも前者をみんなで分かち合いたいのだが


今の気分としては後者になりかねない。


あくまで自分自身の心境的判断だが。


文化祭の準備をするためには


放課後の時間を削る他にない。


部活に行きたい人もいれば


自分みたいにとっとと帰りたい人だっている。


それを我慢してみんなやっているわけだから


いくら準備が楽しいとはいえ


多少のストレスを抱えていても不思議ではない。


それがどんどん蓄積されていき


最後に脱線する。


つまり対立の引き金である。


去年、自分のクラスでは


劇で使う小道具を一生懸命作ってもらったにも関わらず


出演者の一人がそれを馬鹿にしたことから


本番3日前にして対立を起こしかけた。


友人から聞いた話では


ある一人の自分勝手な判断によって


対立というよりは〝ハブり〟に近いもの、あるいはそのものになったという。


そして彼はその1年を肩身狭く過ごしたとかそうでないとか。


その時だけの事態ではなく


数ヶ月、下手をすれば1年も尾を引いてしまうのが脅威である。


そして自分はこれに当てはまる人間にはならないか。


また、今年は誰かが独りになるのを見たくない。


今のところ、対立を起こりそうなささくれは立っていなさそうだが


あくまで表面的なものであって


その裏は知らない。


遅くまで残ってがんばっている人もいれば


いつの間にか帰る人もいる。


それが原因ですでに対立しているかもしれない。


自分も誰かを鬱陶しいと思ってしまう時がある。


言葉には決して出さないが


無意識のままに表情や態度に現れているかもしれない。


クラスと生徒会で板ばさみの状況下では


いつか爆発してしまうかも知れない。


そうなったらもう想像したくない。


あと1週間。


いけるよな……きっと。


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22:37  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

今日という世界

2008.06.17 (Tue)

電子音にさわがれて


まっくらなせかいに終止符をうてば


新しいものしかなかった


空のいろも


小鳥のさえずりも


まどをぬける風も


みんなみんなはじめてだった


歩くのも走るのも


誰かとはなすことも


恋におちることも


私はまだしらない


この世界にきてからは


知っているようで


それは記憶だけ


もう一度であうことはないから


何度もなんども


あたらしい世界にやってくる


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dark and dark

2008.06.15 (Sun)

貴方の背中は


ただに私の欲を駆り立てる


真実か偽りか


貴方の乱れた髪に


血が通わぬほどに指を絡めて


弱々しく華奢な身体を


骨が軋むほどに抱きしめて


魂に語りかけるようにして


そっと呪文を唱えてあげたい


赤い唇に


私の血を流し込んで


いつかこうなると判っていた


いつかこうすると知っていた


貴方は私のお姫様


そう、私だけのお姫様


大きなお城に


黒い鎖と錠を掛けて


貴方はずっと私の世界の中


冷たい牢獄なんかじゃない


苦しい拷問なんかじゃない


優しい私の愛と一緒


ただ少し穢れているだけ


ただ少し罪を交えているだけ


深く深く愛してやろう


貴方の全てを


幾度月が廻ろうとも


たとえ髑髏と散乱しても


先に逝ってしまっても


首筋に立てた生ぬるい刃からは


逃れられはしない


貴方が愛してくれるまで


温もりを与えてくれるまで


私は怖いだけ


貴方に私が壊されることを


何もかもが虚勢に過ぎない


私が私を失うから


不規則な鼓動を


喰らい尽くされてしまうから


私が狂おしい悪魔であるならば


貴方は私を蝕む死神


どちらが罪か


どちらが道理か




ヴァンパイアのようなものから連想して作ってみました。


アレですね


なんかイッちゃってますね


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23:27  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

笑顔

2008.06.14 (Sat)

笑うことが好きだ


笑顔になることが好きだ


笑わせることが好きだ


人が笑うのが好きだ


君が笑うのが好きだ


君の笑顔が好きだ


君が好きだ


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23:56  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

オレンジ

2008.06.13 (Fri)

夕焼けの赤く大きな火の玉は


山の輪郭を輝かせます


移り変わる空の色は


疲れた私を包み込んでくれるようです


すぅっと 一度だけ吹き抜けた風は


お疲れ様 と囁いてくれたみたいです


今日の熱を吸い込んだアスファルトは


明日へ導いてくれています


ただ独り、天高く浮かぶ三日月は


私が私を見失わないための道しるべです


いいんですか?


私の帰り道がこんなにも純粋で


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わがままについて

2008.06.11 (Wed)

文化祭の準備に追われるここ最近


本来の自分を忘れつつある。


文化祭ってのは変にテンションが上がるものだから


頭より先に体が動くことが多い。


だから普段の自分なら


絶対やらないようなことをやっていることもしばしば。


それに周りの雰囲気に無理に合わせようとするから


なんだか空回りで終わっている。


その度に自分はダメだなんて思ってしまう。


去年もそうだった。


いつものことだと分かっているにも関わらず


変に考えすぎて無性にイラついたことがあった。


でもそれはだれのせいでもなく


ただ自分で首を絞めるだけのこと。


それをこの時の自分は気づいていなかった。


結局同じ過ちを繰り返した。


それがきっかけで取り残されたはずなのに


リミッターが解除されたこの期間は忘れてしまっている。


今日だってそうだった。


みんなの意見を反映させると言っておきながら


心のどこかでは自分の思い通りにしたいって思ってた。


誰かが提案した意見に


それいいね、って返答しながらも


内心では没にして、自分の考えとすり替えていた。


大体、脚本を担当しているのが自分という時点で


十分なわがままなのに。


意見がなかなかまとまらなくて


誰か仕切ってくれる人いないかな、って言いながらも


いっそ自分が仕切ってしまいたいと思っていた。


でも今日、思い出した。


そういうところから対立が生まれる。


そしたらその先はかつて通ったレール上


その先は崖の下につながっている。


まわりが楽しそうにはしゃいでいても


自分は多分そういう感じじゃない。


誰も知らないようなところで作業をして


感謝をされることなくひっそりとみんなの役に立っている。


みんなが当たり前と思っているものには


こっそり自分が関わっている。


縁の下の力持ち的な


そんな感じ。


それが自分の追い求めているものということを忘れていた。


お前らのためにやってやるんだから


ありがとうのひとつぐらい言え。


それじゃ誰も感謝しないし


やっている方もただ面倒なだけだ。


影で働いて


気づいてくれた人だけがありがとうをくれる。


それは小さなことかもしれないけど


自分にはとても大きな喜びになる。


それが本来の自分だった。


案外恵まれた状況下に置かれているのに


どうしてこれ以上求めてしまったのだろうか。


もう考えないことにした。


明日の自分が今日より頑張っていたらそれでいい。


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6月の風

2008.06.10 (Tue)

帰宅して、窓から外を眺めてみた


空はまだ淡く広がっている


疲れた目線を上に向け


ガラスをスライドしてみた


彼方から吹く風はただ


鈴を鳴らして逃げていった


夏は、もうすぐそこにいる


追いかけることはできないけれど


梅雨の景色を背にして


待つことはできるのだから




作詞ノートの一番最初のページに書いてあった。


横にはコードも書いてあったけど


これは曲にはならないなぁ・・・・・・。
22:20  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

アイ・ラヴ・ユーについて

2008.06.08 (Sun)

アイ・ラヴ・ユー または 愛してるなんて言葉


自分はまだ一度も使ったことがない。


というより、使おうとしなかったんだが……。


ただ、この言葉ほど気持ちをストレートに伝えるものはない。


最近、たまに使ってみたいときがある。


・・・誰に?


そこで全て終わってしまう。


その1 仲のいい友人


うん、ありえない。


自分が女子ならまだしも……いや、女子でもないか。


完全に男子だからね。


昼休み、他愛もない会話の中で


突然そんなことを言ったら


気持ち悪いじゃ済まされねぇよ。


その2 好きな子に


多分、アメリカならよくあることだろうけど


ここ日本だしなぁ・・・


あっちなら挨拶程度に納まるんだろうけど


もし明日、好きな子に言ったら


誰がどう捕らえても愛の告白にしか聞こえない。


そんなつもりで言った訳じゃなかったとしも


そういうことになる。


そんな風に告白された側はどんな気分か。


多分、気取った奴か


また気持ち悪いと言われてしまう。


しかも自分は真顔で言ってしまうだろうから尚更そう思われるだろう。


しかし、それ以前にこの可能性は好きな子がいる場合の話。


自分は論外である。


その3 家族


3つの中では一番マシなのかもしれないけど


これもなんだかなぁ


親にこれを言う自分が気持ち悪い。


それを承知で言ってみて


気持ち悪いって言われたらどうしようもない。




と、いうわけで結局使えないわけである。


いい言葉なのにもったいない。


曖昧や遠回しが大好きな日本人だからこそ


使えないのかもしれない。


やっぱり一生使わずに終わりそう。


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雨よ、降れ

2008.06.07 (Sat)

草むらで、田んぼで


雲に紛れた星を仰ぎながら


いつまでも歌い続ける


終わりなき雨乞いの唄


静まる夜の風に乗り


どこまでも響き渡る


雨よ、降れ


雨よ、降れ


梅雨空に願うのは一人じゃない


雨よ、降れ


雨よ、降れ


青く伸びる雑草も


ケロケロケロ


ざわざわざわ


ケロケロケロ


ざわざわざわ


・・・ぴとん


23:47  |  黒歴史  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

can't arrive

2008.06.06 (Fri)

ハロー ハロー


届いてますか?


なんっちゃって


遥か上空の貴方へ


これからどこへ向かうのですか?


私は家に帰る途中です


見上げる先には


赤い赤い夕日


今日のあの時間の


私の耳のように


今、貴方にも見えていますか?


忘れないでください


目の前に広がる喜びのことを


この先、もう一度出会うことはありませんから


見つめる先には


白い白い雲たち


今日のあの時間の


あの子の肌のように


今、貴方にも見えていますか?


悲しまないでください


今にも消え行く白線に


明日もまた会えるのですから


ハロー ハロー


届きましたか?


なんちゃって


ちっぽけな世界の私より


テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

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麗麗 -ライレイ- 第5話

2008.06.04 (Wed)

「よっしゃー! 今日の任務終了、帰ろ帰ろ」
解放感に溢れる煌とは対象的に、ライはまだ席から立とうとしない。
何か考え事をしているようにも見える。
たが煌はライがそんな悩みを抱えるような奴でないと知っている。
「ラーイくーん、帰ろうぜ!」
「悪ぃ、先行っててくれ。すぐ行くからよ。」
ライがいつもしないような返事をするものだから、煌は少し違和感を感じたが、大して気には止めなかった。
「オッケー、じゃあ“フリ島”な」
煌はそう言い残して教室を後にした。
ライは廊下から聞こえる煌の足音が消えるのと同時に腰を上げた。
目線の先にいたのは、帰る準備をしているレイだった。
放課後の教室、残された二人。
正確にはライは残ったのだが。
女子と教室に二人きりというのはなんだか気まずいような気恥ずかしいような気分になる。
しかも今から声をかけようとしているのだから尚更だ。
こういう展開ではフラグがどうのこうのと煌が言っていた気がするが、いまいち意味が分からない。
だから、ライは取り出しかけた記憶を再び奥にしまい込んだ。
二人の距離は2メートル弱。
教室の出口付近のライと依然机の前にいるレイ。
ライはそこから一歩も動かず少しだけ振り向いて口を開いた。
「今日のこと忘れろよ」
レイは一瞬不思議な顔をしたが、すぐに何のことか分かったみたいだった。
「ありがとう、また見せてね」
偽りのない笑顔という名の仮面をまとった彼女は噛み合わない答えを返した。
やはり少し馬鹿にしているようだったが、感謝しているのは本当らしかった。
もう一度『さっきのこと』に後悔して、ライは廊下に足を踏み出しながら一言付け加えた。
「次は俺が見せてもらう」と。

フリーアイランド。
略してフリ島。
ライたちのたまり場になっている小さなカフェ。
ここの主人いわく、老後は無人島みたいなところで自由気ままに過ごしたい。
そんな夢からこの名前が来ている。
だが主人はすでに60代後半。
もしかしたら彼にとっては、この店そのものが本当の意味でフリーアイランドなのかもしれない。
「もうあの可愛さったらないね、いやマジで。
あれこそまさに地上に舞い降りた天使というのだよ、瑛くん?」
「天使?俺は小悪魔のほうが好きかも……」
「貴様っ!同志ではなかったのか!?こんの裏切り者めっ!」
相変わらずな二人をよそにライはただストローでジュースをブクブクさせていた。
確かにはじめは天使という表現が合っていた気もする。
だがあれをきっかけにライは瑛側に賛成したい気分だった。
「とにかく可愛いし、性格もいいし、成績も……どうなんだろ?」
「前の学校では優秀だったらしい」
浮かれっぱなしの煌に対して、ライはボソリと横から言った。
「そうかそうか、やっぱりな……って、なんでお、お前が知ってんだ!?もしかしてお前もなんだかんだで好きになったんじゃねぇの?」
煌は冷やかしモード全開。
「情報とは常に手に入れるためにあるんだよ」
美鶴の台詞をそのまま引用し、煌の額を小突いてやった。
そしてそのままライは言葉を続ける。
「お前らアイツはやめとけば?
最後は痛い目見て終わりだぜ、実は彼氏いるんですみたいな」
自分のレイに対する勝手なイメージは瑛を我に返らせた。
「っと、それを忘れてたな。俺もあったけなぁ、中学ん時。
すげぇ好きで告白までしたのに、がっかり……」
「その好きだった人って誰なんですか?」
「うん、お前……へ?」
瑛の会話の中に滑り込むように入ってきたエプロン姿にポニーテールの少女。
ライや瑛と比べたらもちろん、レイと比べてもかなり小柄だ。
黙っていれば小学生に見えなくもないかもしれない。
フリ島でバイトしていて、ライも知り合ってずいぶん経つ。
彼女は、笠城 弥依(カサギ  ミイ)
普段からなぜか敬語で話す癖がある。
そのためかバイト特有の接客とは違う自然な感じが評判を呼び、彼女目当ての客も少なくない。
瑛の言うとおり、弥依は中3の頃に瑛に告白された。
だが彼女にはすでに一つ年上の彼氏がいて、瑛の恋は砕け散った。
「お前らの間にそんな過去があったとはな。」
「くぅ~っ!、アッキーやるじゃんかぁ~」
表面上だけで満足するライに対し、煌はその続きを知るために冷やかしの矛先は完全にライから瑛に変わっていた。
「お前はよくやったよ、うん、男だ。
でも残念だったな……ぷっ」
煌は堪えきれずに笑ってしまい、その後の言葉を失った。
その煌の代わりに弥依が口を開く。
「でもね樋野くん、私もう別れちゃったんです。
高校まで追いかけたのに……私、バカみたいですよね」
彼女は無邪気に笑ってそう言っていた。
その笑顔が本物なのか虚勢なのか、それともただの営業スマイルなのか、それは彼女しか分からない。
「え?と、いうことは?」
彼女が何気なく言った言葉には、瑛にまだチャンスがあることを指していた。
さっきまで笑い転げていたくせに、煌はそういうことだけは見逃していなかった。
その場が一瞬静かになる。
瑛は唾を飲み込んでから、じっと弥依の方を見た。
今にも瑛の胸の鼓動が聞こえてきそうだった。
沈黙はわずか数秒。
そしてそれは彼女の笑顔に添えられた痛烈な一言によって破られた。
「私……チャラチャラした感じの人って苦手なんですよね」
モテたいがために伸ばした髪は、瑛を飾るどころか奈落の底に突き落とした。
彼は深い穴の底にうなだれるようにして、テーブルに倒れこんだ。
ライは瑛をよそに、つい弥依とレイを笑顔を比べてしまった。
今度はライにも分かった。いや、ライにだけ分かった。
あれはあの時と同じ。
偽りのない笑顔という名の仮面だった。
「ドンマイ」
ライはただそう言ったが、それは瑛にではなく自分自信に対してだったのかもしれない。


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midnight and daybreak.

2008.06.01 (Sun)

見たい番組満載のゴールデンタイムにうっかり爆睡してしまい


普段録画なんてしないから番組は見れずに終わってしまい


挙句、もう風呂に入ったものだと思われていて湯を落とされてしまい


湯船に浸かることなく渋々シャワーを浴びて


再び自分の部屋に戻ってきた23:00頃。


幸い一番見たかった番組(ハチワンダイバー)には間に合った。


……。


さて、どうするか。


この時間帯、テレビを見るだけ見てとっとと眠りに就くところだが


眠気など欠片ほども持ち合わせていない。


真面目な奴ならここぞとばかりにノートと教科書を開くんだろうけど


生憎自分は不真面目な部類のためにそんな考えすら浮かばなかった。


それで手を伸ばしたのがパソコンのスイッチだった。


全てが情報によって構築された世界。


自分はそこをひたすらに彷徨っていた。


どれほどの時間が経っただろうか。


こんな時間まで起きていることは珍しくはないが


こんな時間まで画面と睨みあっているのは珍しい。


その時だった。


ガタガタと揺れる音がした。


強い風が吹いているのかと思ったが、窓は開いていない。


床がにわかに少し揺れたのを感じ取った後


ズズズズズという地鳴りが聞こえてきて


ようやく地震であることに気づいた。


小さなものだった。


後から聞いた話、それは震度1程度の揺れだった。


だがこの時、わずか2~3秒の出来事が過ぎ去った後


体の血の気が一気に引いたのが分かった。


心は少し冒険したような気持ちでいたのに


体は恐怖していた。


そしてそれをきっかけにしたかのように我に返り


情報の世界から抜け出すことにした。


それからはなんとなくテレビをつけた。


見るというよりは眺めるように


聞くというよりは聞こえるようなイメージだった。


不思議な時間だった。


番組が一段落したのをいいことにラジオの時計を見た。


無機質なモノクロのデジタル時計は3:35を示していた。


廊下の窓から外を窺ってみると、うっすらと明るくなっているのが分かった。


これはもう完全に夏の雰囲気だ。


いつの日か行ったキャンプの朝を思い浮かべてみると


こんなにもきれいに重なるものかと少し驚いた。


布団に潜り込んで部屋の窓を開けた。


スッと冷たい空気が入ってきたが、それを気にも留めなかった。


いや、そうする暇がなかったと言うべきか。


すだれ越しに見た群青色の空


必要以上によく聞こえる鳥のさえずり。


それは今まで一度も経験したことのないものだった。


自分はどうしてか東京を思い浮かべた。


自分でも分からない。


人々が寝静まった時間に活動し


朝の静けさに響く小さな物音を子守歌に眠る。


そんな昼夜逆転な生活が都会の人間を連想させたのか。


結局分からないまま瞼は閉じてしまった。


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